ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

銘「薄墨」ヒスイ石笛(一つ孔) [16I040]

銘「薄墨」ヒスイ石笛(一つ孔) [16I040]

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商品詳細

想う処あり、ペンダント仕様でもなく指孔もない原石仕立ての石笛を連作しました。
何故か最近は、古神道を学ぶ方や本職の神職さんからの一つ孔の石笛のご注文や問い合わせが重なり、初心忘れるべからずとの啓示(笑)と原初的な石笛を作る事になったのです。

これまで広い音域を持つ楽曲演奏の可能な石笛を追求してきましたが、本来のご神事で奏上する石笛は、大本教の出口王仁三郎が伝えたように「磐笛は『ユーユー』と長く跡の音を引いて『幽』と云う音色を発生しせめるのが、第一等である」 (本教創世紀)ものであったようです。
古神道方面のお客様と不思議なご縁が続きましたので、祭器たる石笛を目指して作った連作です。
また、原石仕立ての一つ孔の石笛に呪術的な意味を持つ吹き手もおられるのです。

一見して原石に孔を開けてあるだけのようですが、祭器としての石笛であるからには大幅に加工・成形をしてありますので、巷に溢れる孔を開けただけの石笛とは別物です。
石を使った活花のように、石の中から石笛を削り出す心持で作りました。

使用したヒスイは、パステル調のグリーングレー地に薄墨の縞模様が映える渋い姿の糸魚川ヒスイですので、「薄墨」と銘うちました。

広い音域よりも「幽幽という厳かな音色」を目指しました。
6度のラから7度のレ前後は無理なく音がでますし、力強くも澄んだ倍音が綺麗です。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・広い音域」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。

*ご要望あれば別途追加料金3,000円でペンダント仕様に変更できます。
 音階変化用の指孔は別途追加料金1,000円ですので、お気軽にご相談下さい。


音質の特徴
力強くも幽玄な低音〜中音を基本とするが、高音域は可愛らしいので、スタッカートすれば小鳥の鳴き真似もできる。
大きな音階変化を付けた楽曲演よりも、一定の息の吹き込み方で長音を愉しむ事、音色自体を愛でる愉しみ方に向く。



基本キー;7度のドが心地よく、6度のラから7度のレまで無理なく出る音域を持つ

石質;よく練れたヒスイで、結晶は緻密
   石内部の奥行が感じられる透明感がある
   茶色っぽい部分は角閃石という不純物

透光性;孔内部から外側の光が透けるくらい良い

色合;パステル調のグリーングレーを基調に、薄墨の縞模様

孔寸法;φ8×深さ29mm


商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 61×33×17
材質; 糸魚川ヒスイ

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