ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

ラベンダーヒスイ胎児形勾玉(糸魚川ヒスイ) [17m011]

ラベンダーヒスイ胎児形勾玉(糸魚川ヒスイ) [17m011]

販売価格: 35,000円(税別)

(税込: 38,500円)

商品詳細

胎児にしか見えない縄文時代の勾玉を、現代風にデザインした勾玉をラベンダーヒスイで作りました。
不思議なことに動物も植物も生命の発生時は、クルリとした丸っこい形状をしています。
あたかも縄文土器に施文された螺旋模様のようです。
現代の勾玉は定形勾玉を元に作者の好みが反映されたデザインですが、私は勾玉を作る内に、縄文人は胎児を模して勾玉を作っていたと思えてならなくなってきました。
そこで定形勾玉でありながら、胎児に見える勾玉を作ってみたのです。

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、原初の形は糸魚川市の長者ケ原遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントであったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
やがて時代と共に勾玉はスマートになっていく傾向があり、弥生時代以降に我々が見慣れた定形勾玉となっていきます。

多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」とか「ジェリービーンズみたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来を褒められるほうが嬉しいです(笑)・・・一勾玉入魂の気概で作りました。
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。


ご予算とお好みの形状にオーダー承りますので、お気軽にお問合せください。

*この商品は、越後屋ええもん会本舗インターネットショップさん扱いですので、ぬなかわヒスイ工房のサイトからはお求め頂けません。
恐れ入りますが、下記までお問合せ下さいませ。

越後屋ええもん会本舗インターネットショップ
http://e-ee.jp/

石質;緻密
色合い;すみれ色地に白い模様を持つ
透光性;よくない(一般的にラベンダー系は透光性はよくありません)
革紐・使用ビーズ;ヒスイに似合うようにお任せで仕立てます。

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 30×21×10mm
材質; 糸魚川産ラベンダーヒスイ

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