ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

黒曜石勾玉(北海道産) [17m019]

黒曜石勾玉(北海道産) [17m019]

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商品詳細

北海道産の黒曜石製の定形勾玉です。
黒曜石は旧跡時代から尖頭器やナイフ、縄文時代には矢尻といった打製石器が作られてきました。
つまり打ち砕いて凸凹になった表面を持った石器です。
研磨するだけで傷が入ってしまう天然ガラスですので磨製石器には向かず、例外はあるものの勾玉が作られる事はありませんでした・・・それでも黒曜石で勾玉を作りたくなるのが、私の性!
苦心して研磨方法を発見したのです。
とにかく黒曜石の勾玉作りは難しく、また珍しいのです。

*天然ガラスですので、落とすと欠けてしまう事があります。

*ご予算に応じてヒスイ原石をご提案致します。

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、その祖形は糸魚川市の長者ケ原遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントにあったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
勾玉は時代と共にスマートな形状になっていく傾向があり、弥生時代以降に我々が見慣れた定形勾玉となっていきます。

多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」とか「ジェリービーンズみたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来を褒められるほうが嬉しいです(笑)・・・一勾玉入魂の気概で作りました。
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。


石質;緻密
色合い;茶色っぽい黒地に縞模様が透けて観える
透光性;黒いガラスなので素晴らしく透過する
革紐付き(ビーズはおまかせサービス)

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 29×18×9mm
材質; 黒曜石(北海道産)

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