ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

縄文石笛neo鷲声モデル プロトタイプ [17I080]

縄文石笛neo鷲声モデル プロトタイプ [17I080]

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商品詳細

ぬなかわヒスイ工房の動画でお馴染みの石笛仙人こと、守山鷲声さんと共同開発した縄文石笛neo鷲声モデルの完成形です。
縄文前期(五千〜六千年前)の熊本県轟貝塚出土の石笛をベースにして、半年の開発期間を経て完成しました。
10月中旬にこの石笛動画をアップしますが、鷲声さんをして、これまでの石笛の概念を越えた超絶技法が可能になったとの事。
出土品との大きな違いは、同じ直径の貫通孔ではなく、異なった直径の孔が二段になった貫通孔という部分。
このことで貫通孔の底を塞がなくても、片手だけで音階調整が容易にできるようになりました。
音域こそ2オクターブ近い音域を持つ出土品にはかないませんが、操作性が抜群に向上しています。
21世紀の縄文の音色をお愉しみください。


出土品は石灰岩系で形はかなり歪ですが、縄文時代に磨製石器素材としてブランド価値のあった糸魚川産の蛇紋岩製です。


縄文時代の石笛をネット検索すると、ヒスイ製大珠を石笛と誤認した情報が多いのですが、考古学的に石笛と推定されている石笛は、上尾駮遺跡出土と轟貝塚出土の石笛などごく少数です。

大珠を石笛のように吹く事は可能かも知れませんが、有孔鍔付き土器が太鼓であるという説も含めて、音が出れば楽器であると断定する事はできません。
私も考古学者と同じ意見で、大珠は出土状況や形状から石笛ではないと推測していますし、こういった推測については慎重でありたいと思います。


ご予算に応じたヒスイ製石笛のご注文承ります。

吹き方だけでなく、貫通孔と直交する貫通小孔の開閉により自在に音階変化できます。
寂びた低音から驚くほどの甲高い高音までの広い音域を持ち、まるで龍笛や能管を想わせるような音色です。

音の特徴

音域;A5〜C7(1オクターブ越え)

基本キー;G6

孔直径;φ12mm×深さ61mm+φ6mm×6mm(二段貫通孔)と、表に直交する直径6mmの貫通小孔(指孔)・裏に直径4mmの貫通小孔(指孔)


石質;練れて緻密。

色合;白と赤茶色の斑模様

透光性;ない

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 67×47×22mm
材質; 糸魚川産石英斑岩(姫川薬石)

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