ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

牧野持侑モデル石笛 (ライブ用・直孔) [18I025]

牧野持侑モデル石笛 (ライブ用・直孔) [18I025]

販売価格: 40,000円(税別)

(税込: 44,000円)

在庫数 在庫なし

商品詳細

世界的なクリスタルボウル演奏家の牧野持侑(マキノジュン)さんのために開発したライブ用石笛です。
外国での演奏機会も多いので、糸魚川ヒスイらしい圧砕ヒスイを使用し、ペンダント孔無しで価格を抑えました。
演奏がしやすく音域も広いですが、指孔があるために微妙な音の変化も可能です。

オプションでペンダント仕様に変更可能ですが、保持しやすいように大き目ですので首に常時掛けるには重いです
*ペンダント孔加工は追加5,000円となります。



圧砕ヒスイは、硬いヒスイと極端に柔らかい角閃石という不純物が混じり合っており、凹んだ角閃石からヒスイが丸く出っ張っているために葡萄ヒスイと呼ばれ、近年は人気が高くなってきました。

一般的に角閃石はヒスイ輝石に比べて柔らかいために普通は切り捨てられてしまう部分ですが、葡萄ヒスイはそこが魅力。
角閃石を削り込んで原石の半分近くまで丁寧に研磨した石笛は、人為で作り出す事のできない造化の妙と言えます。
明るい黄緑の部分は、オンファス輝石部分です。


余談ですが、一般に流通している原石仕立ての石笛は、ハンマーで小割したヒスイ原石に若干の修正を加えてバレル研磨機という自動研磨の機械に放り込ん表面的な艶を付けてあるだけですので、原石表面は微細な痘痕状の肌荒れが残っています。
ぬなかわヒスイ工房の石笛は、石笛として吹き易い形状に切削した上で平面研磨機で手作業の研磨をしていますので、バレル研磨機だけで仕上げた石笛に比べて光沢の奥行が感じられるはずです。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・広い音域」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。

音質の特徴
木枯らしを思わせる野太くも詫びた中音を基本としする。
音階変化を付けやすく、1オクターブ半の音域を持つ。
腹に響く力強くストレートな音色。
ピーという倍音が心地よい。


基本キー;G6

音域;B5〜E7(1オクターブ半)

石質;堅牢緻密。生成時の熱水貫入によるヒビが目立つが糸魚川ヒスイらしさであり、模様の範囲。かえって神秘的な姿の味になっている
   
透光性;非常によい

色合;若草色っぽい白地に鮮やかな黄緑、角閃石の青黒い模様が入る

孔寸法;φ12×深さ25mm

*市販の石笛の孔直径は通常8mm前後ですが、この石笛は12mmもありますので、竜笛や能管などの横笛経験者には吹き易い石笛と言えます




商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 59×34×23
材質; 糸魚川ヒスイ

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