縄文石笛

2019年版上尾駮遺跡出土モデル縄文石笛(流紋岩製・中級者以上向け) [19I0036]

2019年版上尾駮遺跡出土モデル縄文石笛(流紋岩製・中級者以上向け) [19I0036]

販売価格: 36,000円(税別)

(税込: 39,600円)

商品詳細

縄文後期(四千〜三千年前)の青森県六ヶ所村・上尾駮遺跡出土のヒスイ石笛をモデルにした石笛。
出土品の実測図そのままを忠実に再現すると石笛として吹き難くなってしまいますので、2019年からは実測図を参考にして上で、原石の持ち味を活かしたデザインを追求しました。
驚異的な2オクターブの音域を持つ縄文の音色をお愉しみ下さい。
*縄文石笛は中級者以上の技術を要しますので、まったくの初心者は貫通していない石笛が吹けるようになってからお求めください!

出土品は不純物が多い柔らかそうな緑系の糸魚川ヒスイ製ですが、姫川薬石(流紋岩)製です。

実際の出土品は原石に多少の加工を加えただけの不定形ですが、そのままの複製ですと売り物にならないために、丸みを帯びた直方体に作ってありますので、若干寸法が異なりなす.
その点はご了承をお願い致します。

縄文時代の石笛をネット検索すると、ヒスイ製大珠を石笛と誤認した情報が多いのですが、考古学的に石笛と推定されている石笛は、この上尾駮遺跡出土と轟貝塚出土の石笛などごく少数です。

大珠を石笛のように吹く事は可能かも知れませんが、有孔鍔付き土器が太鼓であるという説も含めて、音が出れば楽器であると断定する事はできません。
私も考古学者と同じ意見で、大珠は出土状況や形状から石笛ではないと推測していますし、こういった推測については慎重でありたいと思います。


ご予算に応じたヒスイ製石笛のご注文承ります。

吹き方だけでなく、貫通孔と直交する貫通小孔を指で操作すると、指の操作だけでも五段階に音階が変化で、驚異的な2オクターブもの音域を持つ元祖オカリナです。
中音域のシーンという倍音が心地よく、寂びた低音から驚くほどの甲高い高音までの広い音域を持ち、まるで龍笛や能管を想わせるような音色です。


孔直径;8mm×深さ53mmの長軸方向の貫通孔と、指孔と推測される直交する直径6mmの貫通孔

音域;C5〜F7

基本キー;E6(技術次第で2オクターブ近い音域を持つ)

石質;練れて緻密。

色合;オーカー地に赤茶色と白の流れ模様。

透光性;ない

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 53×30×22mm(出土品と若干寸法が違います)
材質; 姫川薬石(糸魚川産流紋岩)

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