石笛

はじめての石笛、オンリーワンの石笛!倍音キング「コダマ」石笛 (姫川薬石・円柱状孔・2孔) [26K0302]

はじめての石笛、オンリーワンの石笛!倍音キング「コダマ」石笛 (姫川薬石・円柱状孔・2孔) [26K0302]

販売価格: 35,000(税別)

(税込: 38,500)

商品詳細

*民族楽器コイズミさん扱いですので、コイズミさんのホームページからお求めください!
(https://www.koizumigakki.com/?mode=cate&cbid=911358&csid=12)

吹きにくい!単音しかでない!音が悪い!などなど、量産石笛の手直し依頼があまりにも多いので、はじめての石笛として開発した2孔の石笛を復活しました。
量産石笛が吹きにくいのは、石笛を演奏しない人がつくっているらしく、吹きやすい形状を考慮していなしことと、持ちにくく小さすぎるサイズもあるのですが、最大の問題は初心者には息が吹き込みにくい吹き孔直径が6〜8mmであり、ドリルで穿孔したままのザラザラ状態の石笛ということです。

おそらく穿孔ドリルの種類を抑えて、加工時間を短縮するためなのコストカットなのでしょうが、石笛つくりのノウハウがあればと8mm径でもオクターブ超えで楽曲演奏ができる石笛にすることは可能なのです。
同業者から、最適な吹き孔直径と深さを教えてほしいと聞かれたこともあるのですが、そんな簡単な問題ではなく、全体のバランスと加工精度が大事で、それがないと吹けばピーと音がするだけの鉛筆キャップとかわらず、「孔をあけたヒスイの塊り」になってしまいます。

ご神事で奉納演奏するには最低でも3から4音階の音域が必要になりますが、ぬなかわヒスイ工房の石笛は1オクターブ超えが普通ですので、楽曲演奏も可能です。
単音しか出ない石笛・・・残念ながら神道家や演奏家からは石笛と評価されないのです。

その点は、ぬなかわヒスイ工房は、そもそも石笛とはなんだろうか?と疑問をもち、考古学者や宗教家、演奏家たちと交流して、佳い音色と吹きやすさ、広い音域と姿を追求し続けてきましたので、おそらくは量産石笛の10倍以上の加工時間をかけていると思います。
そんなことから、初心者からプロ演奏家まで満足いただけると自負しておりますが、実は初心者に吹きやすい石笛こそが、上級者にも満足してもらえる石笛でもあるのです。


どんな音色が好みかがわからない初心者のために、孔直径を10mmとして深さを変えてあり、ひとつの石笛で二つの石笛が愉しめますので、上級者にもお得。

原石の姿を活かしつつ表面を軽く研磨してザラツキ感を無くし、操作性がよく音域も広い上級者も満足して頂けるスペックの石笛です。

余談ですが、なぜ「コダマ」をつくらなくなったかというと、東日本大震災以降から姫川薬石が放射線やコロナウイルス除去に効果あるパワーストーンという噂を流して売る人が出てきて大人気となり、一時は海岸から無くなってしまったのです。
鉱物学的にも理化学的にもまったく根拠はない霊感商法モドキのデマですw・・・念のため。
多孔質ですので備長炭のような水の浄化作用があると昔から言われてはいたし、微量の放射線が検出できるラジウム鉱石でもありますが、友人の鉱物博士が調べたら市販レンガと同程度の放射線だったそうです。


お客様から「握っているだけで気持ちいいので、寝る時も握っています」「職場で疲れたらトイレに隠れて石笛を握って癒されています」と、楽器としての性能以外でお褒めの言葉を聞くことがままあり、これは職人冥利というもの。
石笛のスペック、姿の他に、手にした時の心地よさは愛着をもっていただくうえで重要な要素で、愛着がわけば大事にするし、愛着こそが石笛を育て佳い音を導き出します。
安いだけの量産品では味わえない石笛をご堪能いただだけたら幸いです。

◎石笛の仕様
天然の石笛と同様に、曲面に穿孔してあるので、吹く位置によって音質が変わる面白い石笛で、祓い清め的な音色から鎮魂的な音色までお愉しみいただけめすが、どの孔も芳醇な倍音成分が心地よく、神社の奉奏にぴったりな石笛
何時までも吹き続けたくなる音色ですので、倍音中毒にご用心!(笑)

(1)孔寸法;φ11.0×深さ19mm(斜孔と直孔の中間タイプ・円柱状孔)
(2)孔寸法;φ11.0×深さ26mm(斜孔と直孔の中間タイプ・円柱状孔)


色合い;オーカー地に濃い海老茶の雲が浮かぶ
透明度;ない
石質;節理はあるが充填されているので割れる恐れはない。


◎円柱状の孔とKnobさん孔の違いについて
一般的な人工石笛の吹き孔は円柱状になっています。
ぬなかわヒスイ工房の石笛の吹き孔は、円柱状とKnobさん仕様の試験管状孔の2種類を作り別けています。

2020年に友人であるデイジュリドウと石笛演奏家として活躍するKnobさんから、天然石笛と同じ丸底になった試験管状孔の石笛を作って欲しいと開発したのが、Knobさんモデルです。
ちなみに天然物の石笛には火山岩のガスが抜けてできタイプ、粗い結晶が抜け落ちたタイプもありますが、これらの孔は不定形ですので佳い音色がすることは稀です。

最も多いタイプはヤドカリなどの穿孔貝が巣穴にするために体を回転させながら開けた孔ですので、断面形状は円形で、底は半球状になっているために吹き込んだ息に乱流が生じにくい特長があり、石笛として愛用されている天然物はこのタイプです。

円柱孔と試験管状孔のどちらかに優劣がある訳ではなく、同じ孔の直径と深さで比較すると円柱孔は力強い音色で、容積があるために音域が若干広くなる特長があり、Knobさん孔は天然石笛に近い円やかな音色という特長があります。


◎一般的な市販品とぬなかわヒスイ工房の石笛の違い
一般的な人工石笛の多くは、原石の孔を開けやすい位置に吹き孔を開けっぱなしにしててあるだけですので、好きにくい形状であったり、吹き孔の底に中空ドリル痕の凸が残っていたり、内部壁面に荒々しい条痕が残っています。
これでは吹き込んだ息が乱流となりますので、音程が一定せず、雑味が多い耳ざわりな音色となってしまいます。
要するに吹けばピーと音が出るだけのですので、これではご神事で使う宗教家やプロの演奏家からは「孔をあけたヒスイの塊り」としか評価されません。

また石笛の表面も電動工具の切削傷がそのまま残っているものまであります。
ぬなかわヒスイ工房が研磨を徹底的にする理由は、「孔をあけたヒスイの塊り」から「ヒスイ製の石笛」に産まれ変わっていく上で必要な工程だと認識しているからです。

もちろん小さすぎると息が安定して吹き込めませんので、「持ちやすく・息が吹き込みやすい」形状と寸法も大事ですし、愛着のわく姿であることも大事です。
余談ですが、カーネギーホールで石笛を演奏した実績のある横澤和也さんから、「あなたの石笛は人工であっても天然石笛といってもいいですよ」と評価されたのは、迷いながらも石笛を作り始めて4年目くらい。正直ほっとしました。


◎そもそも石笛とは?
古神道や修験系などでご神事に使われるのは天然の石笛ですので、人工石笛は邪道だとする人もいます。
しかし考古学で石笛と報告されているのは、縄文時代出土の人工石笛が数例あるだけなのです。
ネットには縄文時代の石笛とする情報があふれていますが、残念ながらそのほとんどは根拠もなくヒスイ大珠を石笛と紹介しているか、それらの孫引きだったりします。
ためしにそれらのサイトに石笛とする根拠や詳細情報を問合せてみてください。わたしは何度も質問メールをしてますが、返信されてきたためしはありません(笑)

また縄文遺跡から天然の孔あきの石が出土することも稀にありますが、単に「穴開き石」としか報告されません。
それは安産や子孫繁栄を願う呪具であった可能性や、珍しいから拾ってきたのかも知れず、実際の用途は推測の域を出ないからです。
ましてや遺跡の表土から拾った孔の開いた石が、縄文時代の石笛とするのはあまりにも安易な考えで、河川の氾濫で流れてきた可能性もあります。
私が考古学者たちと交流して地道に調べた石笛の考古学的な情報は、すぐに同業者にコピーされますので詳細は書けませんが、もっと石笛とはなんだろう?上手に吹けるようになるには?とご興味のある方は、守山鷲声さんが運営する「石笛倶楽部」のサイトをご参照ください。
石笛倶楽部のURL;http://moriyama-shusei.jp/iwabue-club/iwabue-club1.html

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 49×43×29mm
材質; 姫川薬石(糸魚川産の石英斑岩)