ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

唐草紋線刻彩色ペンダント(ネフライト) [15JP07]

唐草紋線刻彩色ペンダント(ネフライト) [15JP07]

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商品詳細

縄文風の唐草模様を線刻した小型のペンダントです。
アクセサリーやお守りとして違和感のない大きさで、素材は旧石器時代からブランド的価値があった糸魚川産の蛇紋岩類の中でも磨製石器素材として最優秀のネフライト(軟玉ヒスイ)です。

唐草模様は古代ギリシャからシルクロードを経て、奈良時代に日本に入ってきたと言われていますが、その祖形とも言える文様は、既に縄文土器に施文されています。
恐らく螺旋文様の発展形と思われ、ギリシャ経由とは別ルートで発展をしてきたのだと思います。
もしかしたら、原初的な唐草文様が後のペイズリー模様やアイヌ模様に発展していったのかも知れません。


糸魚川産の蛇紋岩類は、ヒスイ以上に広範囲の遺跡から出土していますが、縄文時代には副葬品として埋葬されてもいますので、霊力ある威信財としての価値もあったようです。
糸魚川産の鉱物を見慣れたヒスイ関係者に見せても誰もが「黒曜石?」と蛇紋岩だと分からないのですが、蛇紋岩の原石は見栄えしなくても丁寧に研磨すると黒光りする地に蛇紋が浮かびあがる綺麗な石なのです。
蛇紋岩といっても色々あり、その中で磨製石器素材として最優秀なのが、濃紺色をした透閃石で、国内で拾える鉱物では濃紺色の石は滅多にないのではないでしょうか。
もっとも原石の状態では青白くて見栄えがしないので、研磨するとこんなに綺麗な石だとは誰も気が付きません。
因みに透閃石の中でも透明感のある宝石質のものがネフライト(軟玉ヒスイ)です。


*彩色は防水性の塗料が使われていますが、強く擦ったり濡れた状態ですと、顔料が付く恐れがあります。



色合い;緑色
透明度;非常に良い
石質;結晶は細かく緻密で堅牢。
使用ビーズ;ウッド、シルバー

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 37×16×6mm
材質; 糸魚川産ネフライト(軟玉ヒスイ)

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