ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

赤碧玉石英葡萄状結晶石笛(指孔付き・只見川産) [16I030]

赤碧玉石英葡萄状結晶石笛(指孔付き・只見川産) [16I030]

販売価格: 33,000円(税別)

(税込: 36,300円)

在庫数 在庫なし

商品詳細

*こちらの石笛は購入予約済ですので、在庫があってもお買い求めできません。

ゴッホのパレットか、「ウルトラQ」のオープニング(古い)のような、サイケで超個性的な外見を持つ、福島県只見川上流域の赤碧玉で作った石笛です。
原石表面に石英のぶどう状結晶が露頭した原石を入手してから、この味わいを活かすカットを模索するのに二年、形状を模索する事に三日を要した大作!
その工程は石仏を彫り出すようで、辿り着いたのが微妙な曲線を持つ四面で構成された立体でした。

最近はぬなかわヒスイ工房の石笛デザインをコピーする業者が増えてきたのですが、こんな手間暇をかけた仕事は真似できないでしょう。
量産品や粗悪なコピー石笛にはない微妙な曲線をお楽しみ下さい。

原石について
糸魚川産の赤碧玉に比べると非常に硬く、ヒスイ石笛の倍以上の加工時間がかかりました。
その分、硬質な音色です。
福島県只見川産の場合は黄色が入る特徴があるそうで、透明な石英部分に黄色と赤が入り込んでいる様が、天地開闢のビッグバンを想わせる姿です。


因みに赤碧玉のモース硬度はヒスイより硬い7で、硬い上に欠けやすいので加工は困難ですが、鮮やかな赤は生命力の象徴とされたようで、弥生時代以降から勾玉や管玉などに加工されてきました。
佐渡産の赤碧玉は「赤玉」、出雲地方では「玉造石」とも呼ばれ、古代から珍重されてきました。




音色などの特徴
指孔を大き目にする事で、半音の調整がしやすくなっています。
ヒスイ以上に硬く不純物の多い鉱物ですので、その分は倍音成分が豊富で7度のド付近でリーンという鈴を転がすような倍音が愉しめます。
形状的にも息が吹き込み易いので、6度のファ(1500HZ)〜7度のソ(3000HZ)という1オクターブを越える広い音域を持ちます。

基本的にモガリ笛のような憂愁を帯びた低音域が心地よく、指孔解放で場を祓う浄めの音色となります。

西洋音階の音楽を演奏するより、姿も含めて瞑想や即興演奏向き。
神社や自然の中で、無心に吹いてみたい石笛です。

基本キー;ド(7度・2000HZ前後)

石質;ヒビ少なく、結晶は緻密。
透光性;石英部分は透光する。
孔寸法;φ10×深さ21mm

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 50×28×25
材質; 赤碧玉(福島県只見川産)

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