ヒスイの火打石セット

ヒスイ火打石セット(2020年版)

ヒスイ火打石セット(2020年版)

販売価格: 4,500(税別)

(税込: 4,950)

在庫数 在庫あり

商品詳細

糸魚川産のヒスイ・チャートで作った火打石セットです。
ヒスイ原石の高騰や、私が火打石セットの作り方を教えた方が、ぬなかわヒスイ工房の倍の値段で販売するようになったこともあり、2020年から内容を一新して販売することになりました。

替え刃式の火打ち金・飛んだ火花を受ける火口がセットになっておりますので、アウトドアでの焚火やいざという時のサバイバルグッズ、火お越し体験の教材にお使い頂けます。

*ヒスイ原石の入手が困難になり値段もあがってきておりますので、原価の変動などで予告なく値段・荷姿が変わることもありますが、ご了承ください。


替え刃式の火打ち金は、ぬなかわヒスイ工房のオリジナルアイデアではなく、和光大学の岩城名誉教授が考案され、お弟子の原始技術研究家である関根秀樹先生が広めておられるDIY発火具です。
そして私は和光大学のオープンカレッジの受講生として、関根先生からこの方法を教わりました。

火打石による発火法は、硬度7以上の鉱物の角で削り取られた鋼材の角が1000℃もの火花となって飛ぶ事が原理です。したがって火打石も火打ち金も角が取れて丸みを帯びてくると火花が飛びにくくなりますし、本物の火打金はそれなりの値段がする消耗品です(2020年時点の吉井本家製は1,800円)

そこで岩城先生が身近なもので火打ち金の代用品として考案されたのが、なんとホームセンターで売っている金鋸を使用した替え刃式火打ち金なのです。
替え刃を交換すれば、半永久的に使える画期的な発火具!

私も長年に渡り火お越しなどの体験会講師をしてきたノウハウを結集して、火打ち金の形状や素材、火口や付け木の製造方法に改良を加えました。
なんだ、本物の火打ち金じゃないのか!という事なかれ。
このセットで薪ストーブに着火する人や、バーベキューの火お越しでヒーローになった少年もいます・・・即ち子供ダマシのオモチャではないのです。

百円ライターやマッチは消耗品で気圧や湿気の影響をモロに受けますが、火打石セットの消耗品は自給自足可能で気圧や湿気の影響がない究極のサバイバルグッズなのです。

ただし、江戸時代から続く「吉井本家」さんの火打石セットには敵いません。
私がこれまで試してきた中で、最高の発火性能を持つ一品です。
このセットに飽き足らなくなったら、是非とも下記URLの吉井本家さんのホームページをご覧ください。
http://www.d3.dion.ne.jp/~makiuchi/

また火打石セットの動画もユーチューブでご覧頂けます。
「火打石セットの使い方」
https://www.youtube.com/watch?v=KXd7ZpRciqI
「替え刃式火打ち金の交換方法」
https://www.youtube.com/watch?v=u2i0ukzDo-M

火打石セット内容
・火打石;糸魚川産ヒスイ・チャート(またはアルビタイトなど)各1個
・火打ち金;替え刃式
・火口;1個
・取扱い説明書

*火口は消耗品ですので、700円/1個でオプション販売致します(消費税・送料別)
 または体験会講師で呼んで頂ければ、作り方をご指導致しますのでご相談ください。

*火打金の替刃はホームセンターで金鋸の刃をお求めください。
 現在の所、3本で400円弱くらいで売っている「材質;SKー3用途;プラスチック・薄物用(折れにくい)」と書いてあるタイプが最も火花が飛ぶようですが、100均製品はあまり火花が飛びません。

*教材などで使用される場合の大量発注はご相談下さい。
*火花は1000℃を越えますので、周囲に可燃物のない事を確認して火の元に注意して下さい。
*火花がフリース製衣類に飛ぶと小穴があく事があります。

*火打石は玉髄(瑪瑙)、石英、チャート、サヌカイトなどの硬度7以上の堅い石で、鋭角の角が立っていることが条件ですので河原で拾うことができます。
なお硬玉ヒスイは、チャートより火花の出方は少ないですのでご了承ください。

使い方は取扱説明書に詳細を記載してあります。

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