糸魚川ヒスイ勾玉

「秘すれば花」ヒスイ定形勾玉(23mmサイズ) [21m028]

「秘すれば花」ヒスイ定形勾玉(23mmサイズ) [21m028]

販売価格: 80,000(税別)

(税込: 88,000)

商品詳細

白地にふんわりと黄緑が浮かび上がる上品な白ヒスイ系の勾玉です。
世阿弥さんの「秘すれば花」という言葉がピッタリな奥ゆかしさ!

ぬなかわヒスイ工房流の、胎児っぽい雰囲気のある定形勾玉の典型です。
お守りとして肌身離さず身に付ける人のために、やや薄型に仕上げてあり、紐孔の中まで研磨してあります。

胎児っぽい形の縄文時代の勾玉を、現代風にアレンジしています。
不思議なことに動物も植物も、生命の発生時にはクルリとした丸っこい形状をしています。
もしや縄文土器の螺旋模様は、こんな命の形象なのだろうか?とも思えてしまいます。

現代の勾玉は、弥生時代に完成した定形勾玉(ていけいまがたま)を元に、職人各自の好みが反映されたデザインになっていますが、私は勾玉を作るうちに感情移入してしまい、自然と胎児っぽくなってしまいます。
多くの職人さんはヒスイの質や加工時間の早さを自慢しますが、私は「生きてるみたい!」とか「美味そう!」「ヒスイがわいく作ってくれてありがとうっていってる!」「手に馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来具合を褒められるほうが嬉しいです
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、釣り針説、牙玉説などがありますが、類型ペンダントの最初は牙玉に譲るとしても、糸魚川市の長者ケ原遺跡などのような早期末〜前期の玉作遺跡から出土する玦状耳飾り(けつじょうみみかざり)が半分に割れたもののリメーク装飾品も見逃せません。
ヒスイ装身具としては前期の大珠が早いのですが、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県などで胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
弥生時代になると、勾玉はスマートに、そしてより緑の濃い部分が選ばれるようになっていく傾向があり、我々が見慣れた定形勾玉となります。

ご予算とお好みの形状にオーダー承りますので、お気軽にお問合せください。

石質;緻密
色合い;白地にふんわりと黄緑が浮かぶ。
透光性;非常によい
使用紐;蝋引きコットン組紐サービス(出土品のような雰囲気になります)

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 23×16×8mm
材質; 糸魚川ヒスイ

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