御物石器型蛇紋岩石笛 [14JI039]

蛇紋岩で作ったペンダントタイプ石笛です。
世界初の御物石器型の石笛を開発！
自立するので置物にもなります。

御物石器とは、実用ではない魔除けやマツリに使われていたと推測される出土品で、考古学者小林達雄先生から「第二の道具」と呼ばれた祭器です。
特に生殖器を模った石器は、旧石器時代から世界中で出土しています。
このような生殖器を崇拝する思想をファリシズムといいますが、旺盛な生命力を生み出す魔除けという意味を持っていたと推測されています。

糸魚川産の蛇紋岩類は旧石器時代から石器素材としてブランド品であったようで、各地から出土しています。
まさに縄文人にとっては垂涎の的であり、糸魚川では磨製石器以外にも御物石器も作られていました。

この石笛は男根の形をしていますが、当然ながら石笛として孔が開いていますので女性器でもあります。
つまり陰陽対になっていますので魔除けとして最適（笑）

形は奇抜でも吹き易くなっており、音域が広く演奏にも向きます。
縄文遺跡や杜で吹いてみたいデザインの石笛です。


基本キー；Ｃ（１オクターブ以上の広い音域）
孔寸法；φ12×深さ13mm
色合い；黒っぽい深緑に蛇紋岩の名の由来の通り蛇のような模様が入る
透明度；無い
石質；結晶は細かく緻密で堅牢。
使用ビーズ；おまかせ　ＯＲ　お好みで仕立てます