縄文スタイル石笛

大珠形三色ヒスイ石笛(直孔・指孔付き・ペンダント仕様・円柱状孔) [21I074]

大珠形三色ヒスイ石笛(直孔・指孔付き・ペンダント仕様・円柱状孔) [21I074]

販売価格: 45,000(税別)

(税込: 49,500)

在庫数 在庫なし

商品詳細

薄く黄緑がかった白地に黒と緑が発色した三色ヒスイで作った大珠形の石笛です。
1オクターブ半の音域を持ち、手が透けて見えるほどの薄い造りですので、芳醇な倍音を持ちます。
大珠とは縄文時代前期〜後期くらいに作られたヒスイ装身具です。
出土状況から個人的なアクセサリーやお守りの類いではなく、特別な人だけが身に付ける威信材や呪具であった可能性が推測されていますが、私はアクセサリーやお守りとして身に付けて頂いて結構と考えております。


これまで広い音域を持つ楽曲演奏の可能な石笛を追求してきましたが、本来のご神事で奏上する石笛は、大本教の出口王仁三郎が伝えたように「磐笛は『ユーユー』と長く跡の音を引いて『幽』と云う音色を発生しせめるのが、第一等である」 (本教創世紀)ものであったようです。
仁三郎の言葉に影響を受け、広い音域よりも「幽幽という厳かな音色」を目指しました。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、当初想い描いた基本デザインは保持しつつも、最後まで作り手である私自身がどんな石笛が出来上がるかが解らない状態で作っています。
その点では、極力、能動性や観念的な想いは避け、非常に受動的な作り方をしています。
このような石笛の作り方は非常に効率が悪いのですが、個人的には必然性を感じており、石を使った活花のように捉えております。

余談ですが、一般に流通している原石仕立ての石笛は、ハンマーで小割したヒスイ原石に若干の修正を加えてバレル研磨機という自動研磨の機械に放り込ん表面的な艶を付けてあるだけですので、原石表面は微細な痘痕状の肌荒れが残っています。
ぬなかわヒスイ工房では、原石仕立ての石笛であっても石笛として吹き易い形状に切削した上で平面研磨機で手作業の研磨をしていますので、バレル研磨機だけで仕上げた石笛に比べて光沢の奥行が感じられるはずです。


音質の特徴
木枯らしを思わせる、落ち着いた中〜低音域を基本としする。
音の抑揚が付けやすい操作性の良さと、腹に響く力強くストレートな音色を併せ持つ。
ビー、ピー、シューとも聴こえる複雑な倍音が響く。
楽曲演、神事や一定の息の吹き込み方で長音を愉しむ奏法、呼吸法や音色自体を愛でるなど様々な吹き方に対応できるオールラウンド石笛。

基本キー;F6

音域;B5〜E7(1オクターブ半)

石質;結晶は緻密で堅牢緻密。
   
透光性;よい

色合;黄緑がかった白地に黒・緑の雲が浮かぶ

孔寸法;φ12×深さ25mm(直孔・円柱状孔)



*市販の石笛の吹き孔直径は8mmが多いですが、この石笛は12mmですので、龍笛や能管などの横笛経験者には吹き易い石笛と言えます




商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 45×30×21
材質; 糸魚川産三色ヒスイ

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