螺旋紋線刻ヒスイ石笛（Knobさん孔・ペンダント仕様） [21I081]

縄文風の螺旋紋をモチーフに線刻した、Knobさん孔の石笛です。
原石の姿を活かしたら、縄文中期の真脇遺跡から出土した鼻曲がり土面を思わせる形になりました。
鼻が曲がったお面は、朝鮮半島やインドネシアでも観たことがあるのですが、どういう繋がりがあるのか不思議です。
ぬなかわヒスイ工房の石笛は、吹き孔・紐孔・指孔の全てが研磨されていますので、量産品とは別次元の微妙な曲線と研磨、なにより吹き易く音色の佳さをお愉しみいただけます。


アクセサリーやお守りとして持ち歩ける大珠風のペンダントタイプですが、１オクターブを超える全音域でも鈴を転がすような倍音が響きます。ライブ用石笛としても最適。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・音域が広い」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。

＊ご要望あれば彩色も受け賜りますので、お気軽にお問合せ下さい。

音質の特徴
憂愁を帯びた落ち着いた中音域が特長的。鎮魂的な音色。
持った指が透けて見えるほどの薄作りとKnobさん孔の相乗効果で芳醇な倍音を持つ。
吹き方を一定に保った長音を楽しめるが、能管っぽい即興演奏をしても楽しい石笛。

参考基本キー；F６
参考音域；B5〜C７
石質；非常に緻密
透光性;よい
色合；ややマットな若草色に、緑・白・黄色が浮かぶ
革紐：蝋引きコットン組紐サービス

孔寸法；φ13×深さ27mm