極上ヒスイ超小型勾玉

復古風ヒスイ超小型勾玉(縦向きペンダントトップ) [21m033]

復古風ヒスイ超小型勾玉(縦向きペンダントトップ) [21m033]

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商品詳細

いかにも糸魚川ヒスイらしい白地に黄緑が発色した、ヒスイ製の超小型勾玉ペンダントトップです。
いままで商品化しなかったのか不思議なのですが、古墳時代のように縦向きの飾り方にしてみたらかわいいチョーカーになりました。
縄文時代の大珠の多くや、縄文晩期以降の勾玉の飾り方は出土状況や埴輪などから縦向きと推測されています。
現在の勾玉の身に付け方は相手にむかって逆C字形に飾りますが、これは大正時代の考古学的な裏表の分類基準が誤って民間に伝わった以降にできた習慣のようで、明治期に作られた松浦武四郎の「大首飾り」は往古風の縦向きになっています。
ですのでヌナカワ姫や卑弥呼も縦向きの勾玉を身に付けていたことでしょう。
紐孔の直径は3mm少しありますので、麻紐や革紐、髪どめゴムなどお好みの紐に付け替えてお楽しみください。

ヒスイの最上級品はロウカン(琅玕)と呼ばれますが、これは青竹のような緑一色で半透明のヒスイのことです。
色の濃淡や不純物の有無も含めて、私は緑色系の半透明のヒスイを「ロウカン系」と広範囲に分類していますが、淡い緑でも加工次第で十分に綺麗です。
むしろ大量生産されたロウカンヒスイの勾玉より、淡い緑のヒスイで丁寧に加工した勾玉の方が美しいと思います。
そんな訳で、5円玉に3個が乗るサイズでも紐孔の中まできちんと研磨!
オリジナル開発したステンレス製のチャーム金具付きですので、チェーンや革紐、麻紐などお客様のお好みでカスタマイズして頂けますし、ブレスレット仕様へのオプション対応もしております。
*ヒスイ職人といえども入手困難な希少なヒスイ原石を使用していますので時価となりますので、そのつどお問合せください。

何時でもどこでもお守りとして勾玉を身に付けていたいとうお客様のご要望で誕生したのが超小型勾玉ですので、寝る時も外すことを忘れたと言われるくらい邪魔になりません。

追加オプションは下記の通りです。
(1)シルバー製「八の字環」仕立て(3,000円追加)
独自開発した幅2mm前後の八の字環を付けることで、横向きの飾り方が可能になります。
お手持ちの金属チェーンを通したい場合は、当方に送って頂ければ留め具が抜けない寸法に作りますのでお問合せ下さい。


糸魚川ヒスイには緑・紫・黒・白の青の五色あり、強く発色したヒスイは稀少なのですが、超小型勾玉は普通の勾玉の半分以下しか原石を使いませんので、比較的お値打ちでヒスイ勾玉をお守りにできるというメリットもあります。
だからといって小さいから作るのが楽なのか?という訳ではありません。
通常サイズの勾玉と同じ手間暇をかけ、直径2mm少しの紐孔の内部まで研磨してありますので、かえって作るのが難しいのです。

多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」とか「ジェリービーンズみたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来具合を褒められるほうが嬉しいです。
一勾玉入魂の気概で作りました。
ルーペで拡大して観察すると、その拘りがご理解頂けると思います。
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。


*ご予算に応じてヒスイ原石を選びます・・・(オーダーは20,000円〜)

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、原初の形は糸魚川市の長者ケ原遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントであったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
やがて時代と共に勾玉はスマートになっていく傾向があり、弥生時代以降に我々が見慣れた定形勾玉となっていきます。


石質;堅牢緻密
色合い;ややマットな白地に黄緑
透光性;非常によい
チャーム金具;なし
*3,000円追加オプションで、オリジナル開発の八の字環(シルバー製・ステンレスワイヤー結束)を付けますので、お気軽にお申しつけください。
チェーン;なし
紐;長さ調整ができる蝋引きコットン紐サービス

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 13×9×5mm
材質; 糸魚川産ヒスイ

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