サヌカイト製石笛

初心者にもふきやすい工夫をしたサヌカイト石笛(Knobさん孔・U字加工吹き口)ご検討中 [22I0402]

初心者にもふきやすい工夫をしたサヌカイト石笛(Knobさん孔・U字加工吹き口)ご検討中 [22I0402]

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商品詳細

旧石器時代から打製石器が作られていた讃岐産のサヌカイト原石の姿を活かして、まんじゅう方のワイルドな石笛を作りました。
ふわ〜んと広がる倍音と重厚な厚みのある音色がたいへん心地良いです。
サヌカイトはモース硬度7もある硬い鉱物で、叩くと金属音がするのでカンカン石とも呼ばれ、近年は石琴や風鈴が作られています。
ヒスイのモース硬度は6・5〜7とそれほど変わらないのに、実際に加工してみると格段に硬く、脆い印象がありました。

また吹き孔の縁をゆるいU字に凹ませ、下唇を当てる位置や角度が解りやすく、また無駄なく息が吹き込めます。
U字カットのアイデアは、人類最古の骨笛を観察して学んだことですが、よくよく考えれば尺八やケーナといった縦笛や、フルートや篠笛などの横笛といったエアーリード楽器によくみられる構造でもあることに気付きました。
薄く作ってありますので、石笛が共鳴振動する倍音も綺麗。天然石笛と同じKnobさん孔ですので、初心者だけでなく、上級者でも満足できる石笛です。

写真には黒に白い粒状のものが写っていますが、サヌカイトは古銅輝石安山岩ですので銅の結晶のようです。



原石に孔を開けただけの粗製品の石笛を購入したお客様が、音色が悪い・吹きにくい・姿が悪いからとリメイクを頼まれることが多いのですが、ぬなかわヒスイ工房の石笛はプロ演奏家にも満足して頂ける造りであると自負しています。
写真の吹き孔周辺を観察して頂けると解りますが、吹き孔の底・内壁・周縁部を丁寧に研磨してありますので、ビビリ音(不快な雑味音)もなく、倍音成分が豊富で演奏しやすいのです。

原石に孔を開けただけでは、工業用ダイヤモンドを練り込んだ中空のコアドリルが孔の壁面を傷だらけにしますし、底には凸が残ってしまい、孔の周縁がザラザラに荒れていますので、天然石笛より劣ってしまうのです。

また表面の吹き易い形状に成形研磨もしてありますので、粗製量産品とは別物です。

近年はヒーリングストーンとして人気の姫川薬石には、多孔質でざらついた石英斑岩と滑らかな流紋岩がありますが、この石笛は石英斑岩です。

3.11以降に姫川薬石が放射能を除去するパワーストーンだとデマを流して売り捌いた業者が出てきて、薬石人気に火が付きました。
人気に便乗した販売業者が全国からダンプでやってきて、勝手に海岸から薬石を持っていくようになり、一時期は海岸から姿を消してしまいました。
本当に放射能を除去するなら東電が放っておかないでしょうが、2010年以降はコロナウイルス除去に効果ありというデマまで加わってしまいました。
多孔質なので備長炭のように水や空気の浄化作用は多少あるかも知れませんし、微量ラジウムを放射する「ラジウム鉱石」であることは間違いありませんが、友人の鉱物博士が測定した結果、その放射線量は市販のレンガとそれほど変わらなかったそうです。
このようなデマは、人の心の弱みに付け込んだ霊感商法モドキですから、鵜呑みにしてはいけません。


仕様
音色の特徴
ふわ〜んとした拡散系の倍音と濃厚な厚みを持ち、しっとりとした音色。これは気持ちいい!操作性もいい。

音域;A5〜C7
標準的なキー;A6

孔寸法;φ15×深さ25mm(ラッパ状に末広がりになったKnobさん孔)

石質;緻密で色合いも良い。
    

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 46×43×31mm
材質; サヌカイト(讃岐産)

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