卑弥呼の勾玉首飾り

復古調勾玉首飾り(天岩戸神社奉納依頼品) [22m1101]

復古調勾玉首飾り(天岩戸神社奉納依頼品) [22m1101]

販売価格はお問い合わせください。

商品詳細

弥生時代の首飾り風の意匠をとのご要望で、九州の天岩戸神社に奉納するための依頼品です。
現在は大麻飾りと組合せた姿で拝殿に祀ってあるので、どなたでも拝観できるそうです。

かって私の作った復古調の勾玉首飾りをみた某大学の考古学教授から、購入者が古物と偽って転売する恐れがあるので売らないでください!と注意されたことがあります(笑)

そこで勾玉の他に、青碧玉の管玉・水晶の切子玉・赤瑪瑙の丸玉を組合せた作品は、神社への奉納品などに限定させて頂いております。



*お見積り打合せの際はご予算・ご要望・納期を明確にお伝えください。

*ご注文の際は恐れ入りますが、転売防止のための誓約書の交付をさせていただきますので、身分証明書のコピーをご用意ください。

なお勾玉・管玉・切子玉はぬなかわヒスイ工房製ですが、丸玉のみは原石が流通しておりませんので、市販品の転用になります。



各時代ごとの勾玉の特徴について
縄文時代
勾玉の形状については、胎児説、三日月説、牙玉説、魚説などがありますが、考古学者には旧石器時代から存在する牙玉に祖型を求める方が多いようです。
また糸魚川市の長者ケ原遺跡に代表される縄文前期の遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントに祖型を求める意見もあります。
縄文時代の勾玉の多くは扁平な形状をしており、竹管を回転させて穿孔していたためか紐孔は大き目ですので、漫画チックな胎児のような印象を受けます。
晩期(三千〜二千五百年前)には、青森地方で盛んに勾玉が作られるようになりました。

弥生時代
丸みを帯びたスマートな形状になり、現代人が見慣れた定形勾玉となりますが、穿孔具に石針(せきしん)や鉄針(てつしん)を使うようになりますので、紐孔は小さくなります。
この時代には頭部に刻みを入れた丁子頭勾玉や、子持ち勾玉などの派生勾玉が盛んにが作られるようになりますが、個人的な見解として刻みを入れる意味を分裂・増殖、つまり旺盛な生命力や子孫繁栄といった呪術的な意味を感じています。

古墳時代
弥生時代に完成した勾玉が量産されるようになったためか、角張った形状が増えてきます。

どの時代でも共通した飾り方は現代のような逆Cの字の向きではなく、飾り方例の写真のような縦向きであったと推測されています。


*本物の出土品のような艶消し仕上げや半艶仕上げ、現代的な鏡面仕上げなどお好みの研磨が可能です。

*ご予算に応じてご提案致します。


商品詳細

材質; 糸魚川ヒスイ

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