勾玉イヤリング

プルプルゆれる「ゆりかご勾玉」イヤリング(クルミ・ヒスイ勾玉) [23P0101]

プルプルゆれる「ゆりかご勾玉」イヤリング(クルミ・ヒスイ勾玉) [23P0101]

販売価格: 70,000(税別)

(税込: 77,000)

商品詳細

母胎のなかで温かい羊水に浮かび安らかにねむる胎児、あるいは揺りかごに揺れる赤ちゃんをイメージした、プルプルゆれる勾玉のイヤリングです。
本物のクルミの殻に勾玉を通してあるだけですので、クルミの裏表は自由にまわります。
*イヤリングに無料で交換できますのでお申しつけください。ピアス、イヤリングとも、丈夫で耐アレルギー性のつよいサージカルステンレス製です。

石質;緻密
色合い;淡い緑がかった水色
透光性;ふつう

使用材料
クルミの殻・ステンレスピアス・銅製ワイヤー・ビーズ(水晶・ガラス)




勾玉とはなんだろうか?諸説ありますが、発生から終焉までの時代差、地域差、作り手と身につける人の想いなども様々ですので、各説だけで説明がつくものではないと考えています。
しかしヒスイ職人として勾玉を作っていると感情移入することもあり、わたしにとっての勾玉は胎児(笑)

ヒスイ職人として生命の原初の姿を表現したいもの・・・胎児が生まれ育つには子宮が必要・・・死と再生をイメージする天岩戸神話・・・それらモノガタリをカタチにしてみたのが、ゆりかご勾玉です。


普通サイズの勾玉の四分の一くらいしかヒスイ原石を使わない超小型勾玉は安いのか?
そんな事はありません。
同業者から「どうやって作った?」と驚かれた事もあるくらい精巧に作ってありますので、普通サイズの勾玉よりずっと難しいのです。
勾玉の目(紐孔)の直径は2・5mm前後ですが、紐孔の中と縁も研磨してありますし、量産された勾玉とは比較にならない滑らかな曲面造形と手触りをお楽しみいただけると思います。

余談ですが多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」「飴みたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと気持ちいい!ずっと触っていたくなる!」と勾玉そのものを褒められるほうが嬉しいです(笑)


*ご予算に応じて原石を選びます
クルミは本物ですので形と寸法は不揃いです

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、旧石器時代からある獣の犬歯のペンダントにした牙玉が元祖と思われます。やがて7,000年の縄文早期末から牙玉を真似たような三日月形のペンダントが作られ、中期前期の断絶期を経て、晩期から胎児形の勾玉となり、すこしの断絶期を経て、弥生時代中期に北九州でスマートな定形勾玉が作られるようになりました。

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 11×9×4mm(勾玉)・直径35×幅28mm(クルミ)
材質; 糸魚川ヒスイ

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