胎児の勾玉

プルプルゆれる「ゆりかご勾玉」(サージカルステンレスリング・ヒスイ勾玉) [23m0207]

プルプルゆれる「ゆりかご勾玉」(サージカルステンレスリング・ヒスイ勾玉) [23m0207]

販売価格: 88,000(税別)

(税込: 96,800)

商品詳細

母胎のなかで温かい羊水に浮かび安らかにねむる胎児、あるいは揺りかごに揺れる赤ちゃんをイメージした、プルプルゆれる勾玉ペンダントトップです。
以前は自作のシルバーリングを使っていましたが、ヒスイ職人の哀しさで同じ規格にそろわず参考品にしていました。そこでクルミの殻に変えたのですが縄文女子には受けても、都会派女子にはイマイチのようでしたので、既製品のサージカルステンレス製リングを使用してきました。
サージカルステンレスは医療メスと同じ素材ですので丈夫で経年変化はなく、金属アレルギーの方でも素肌に付けられます。
◎オプション対応ありますので、お気軽にご相談ください。
*ご希望があればシルバーリングに交換もします!
*お好みの超小型勾玉をお求めいただき、ゆりかご勾玉にします!
*ご要望でワイヤーを金色→銀色へ、銀色→金色に交換します!

◎仕様
石質;緻密
色合い;青味がかった淡いライトグレー地に深緑
透光性;非常によい
重量;5・6g

使用材料
サージカルステンレス製リング・銅線・ビーズ(ミャンマーヒスイ)

*自由に長さを変えられる蠟引きコットン紐サービスしますが、金属チェーンの留め具が通る環寸法になっています。


勾玉とはなんだろうか?諸説ありますが、発生から終焉までの時代差、地域差、作り手と身につける人の想いなども様々ですので、各説だけで説明がつくものではないと考えています。
しかしヒスイ職人として勾玉を作っていると感情移入することもあり、わたしにとっての勾玉は胎児(笑)

ヒスイ職人として生命の原初の姿を表現したいもの・・・胎児が生まれ育つには子宮が必要・・・死と再生をイメージする天岩戸神話・・・それらモノガタリをカタチにしてみたのが、ゆりかご勾玉です。


普通サイズの勾玉の四分の一くらいしかヒスイ原石を使わない超小型勾玉は安いのか?
そんな事はありません。
同業者から「どうやって作った?」と驚かれた事もあるくらい精巧に作ってありますので、普通サイズの勾玉よりずっと難しいのです。
勾玉の目(紐孔)の直径は2・5mm前後ですが、紐孔の中と縁も研磨してありますし、量産された勾玉とは比較にならない滑らかな曲面造形と手触りをお楽しみいただけると思います。

余談ですが多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」「飴みたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと気持ちいい!ずっと触っていたくなる!」と勾玉そのものを褒められるほうが嬉しいです(笑)


*ご予算に応じて原石を選びます・・・(オーダーは28,000円から)
*クルミは本物ですので形と寸法は不揃いです

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、最初の形は獣の犬歯を真似たような三日月形のペンダントであったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになり、弥生時代中期くらいの北九州でスマートな定形勾玉が作られたようです。

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 14×10×5mm(勾玉)・外径25×幅5mm(リング)
材質; 糸魚川ヒスイ・サージカルステンレス製リング

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