SAVE NOTO!うずまき線刻 縄文キャット石笛(インドヒスイ製・円柱孔・指孔つき・艶消し仕上げ) [2410308]
SAVE NOTO!うずまき線刻 縄文キャット石笛(インドヒスイ製・円柱孔・指孔つき・艶消し仕上げ)
[2410308]
販売価格: 30,000円(税別)
(税込: 33,000円)
商品詳細
目をまわす縄文キャットの石笛ですw
インドヒスイは糸魚川産の硬玉ヒスイとは別の鉱物のグリーンアベンチュリン(緑色の石英)です。
何十年も前に甲府の業者が糸魚川のヒスイ業者と物々交換していた時代があったそうで、おそらくその時代のデッドストック品だと思います。
小型の石笛は持ちにくく、息が吹き込み難くなり勝ちですが、ぬなかわヒスイ工房の石笛はそんなことはありません。
コピーした粗製品も多いですが、ネット検索した人がぬなかわヒスイ工房のサイトを見て、「ここがオリジナルで他はコピー」とお気づきになるのだそうです。
似たものはつくれてもオリジナルデザインには敵わないということでしょうし、石笛としてのスペックは真似できないでしょう。
1オクターブを超える音域と芳醇な倍音、操作性の良さは、吹けばピーと音が鳴るだけの粗製石笛とは別物!
◎石笛の仕様
音色の特徴
見た目はかわいくでも野太くストレートな音色。
息継ぎをわすれて吹き続けたくなる、雑味のない透明感とシットリ感ある高音域が特徴的。豊富な倍音成分が得も言われぬ恍惚感を醸し出す。これぞ倍音キング!
音域;B5〜E7(1オクターブ半弱)
基本キー;G6
孔直径11×深さ26mm(直孔・円柱孔)
色合い;深い草色
透過性;非常にいい
石質;石目あるも堅牢緻密
佳い音色と吹きやすさ、広い音域と姿を目指した人工石笛なら、プロ演奏家から評価されて当たり前のことです。
しかし一般のお客様から「握っているだけで気持ちいいので、寝る時も握っています」「職場で疲れたらトイレに隠れて石笛を握って癒されています」と、楽器としての性能以外でお褒めの言葉を聞くことがままあり、これは職人冥利というもの。
石笛のスペック、姿の他に、手にした時の心地よさは愛着をもっていただくうえで重要な要素で、愛着がわけば大事にするし、愛着こそが佳い音を導き出します。
安いだけの量産品では味わえない石笛をご堪能いただだけたら幸いです。
◎円柱状の孔とKnobさん孔の違いについて
一般的な人工石笛の吹き孔は円柱状になっています。
ぬなかわヒスイ工房の石笛の吹き孔は、円柱状とKnobさん仕様の試験管状孔の2種類を作り別けています。
2020年に友人であるデイジュリドウと石笛演奏家として活躍するKnobさんから、天然石笛と同じ丸底になった試験管状孔の石笛を作って欲しいと開発したのが、Knobさんモデルです。
ちなみに天然物の石笛には火山岩のガスが抜けてできタイプ、粗い結晶が抜け落ちたタイプもありますが、これらの孔は不定形ですので佳い音色がすることは稀です。
最も多いタイプはヤドカリなどの穿孔貝が巣穴にするために体を回転させながら開けた孔ですので、断面形状は円形で、底は半球状になっているために吹き込んだ息に乱流が生じにくい特長があり、石笛として愛用されている天然物はこのタイプです。
円柱孔と試験管状孔のどちらかに優劣がある訳ではなく、同じ孔の直径と深さで比較すると円柱孔は力強い音色で、容積があるために音域が若干広くなる特長があり、Knobさん孔は天然石笛に近い円やかな音色という特長があります。
◎一般的な市販品とぬなかわヒスイ工房の石笛の違い
一般的な人工石笛の多くは、原石の孔を開けやすい位置に吹き孔を開けっぱなしにしててあるだけですので、好きにくい形状であったり、吹き孔の底に中空ドリル痕の凸が残っていたり、内部壁面に荒々しい条痕が残っています。
これでは吹き込んだ息が乱流となりますので、音程が一定せず、雑味が多い耳ざわりな音色となってしまいます。
要するに吹けばピーと音が出るだけのですので、これではご神事で使う宗教家やプロの演奏家からは「孔をあけたヒスイの塊り」としか評価されません。
また石笛の表面も電動工具の切削傷がそのまま残っているものまであります。
ぬなかわヒスイ工房が研磨を徹底的にする理由は、「孔をあけたヒスイの塊り」から「ヒスイ製の石笛」に産まれ変わっていく上で必要な工程だと認識しているからです。
もちろん小さすぎると息が安定して吹き込めませんので、「持ちやすく・息が吹き込みやすい」形状と寸法も大事ですし、愛着のわく姿であることも大事です。
余談ですが、カーネギーホールで石笛を演奏した実績のある横澤和也さんから、「あなたの石笛は人工であっても天然石笛といってもいいですよ」と評価されたのは、迷いながらも石笛を作り始めて4年目くらい。正直ほっとしました。
◎そもそも石笛とは?
古神道や修験系などでご神事に使われるのは天然の石笛ですので、人工石笛は邪道だとする人もいます。
しかし考古学で石笛と報告されているのは、縄文時代出土の人工石笛が数例あるだけなのです。
ネットには縄文時代の石笛とする情報があふれていますが、残念ながらそのほとんどは根拠もなくヒスイ大珠を石笛と紹介しているか、それらの孫引きだったりします。
ためしにそれらのサイトに石笛とする根拠や詳細情報を問合せてみてください。わたしは何度も質問メールをしてますが、返信されてきたためしはありません(笑)
また縄文遺跡から天然の孔あきの石が出土することも稀にありますが、単に「穴開き石」としか報告されません。
それは安産や子孫繁栄を願う呪具であった可能性や、珍しいから拾ってきたのかも知れず、実際の用途は推測の域を出ないからです。
ましてや遺跡の表土から拾った孔の開いた石が、縄文時代の石笛とするのはあまりにも安易な考えで、河川の氾濫で流れてきた可能性もあります。
私が考古学者たちと交流して地道に調べた石笛の考古学的な情報は、すぐに同業者にコピーされますので詳細は書けませんが、もっと石笛とはなんだろう?上手に吹けるようになるには?とご興味のある方は、守山鷲声さんが運営する「石笛倶楽部」のサイトをご参照ください。
石笛倶楽部のURL;http://moriyama-shusei.jp/iwabue-club/iwabue-club1.html
インドヒスイは糸魚川産の硬玉ヒスイとは別の鉱物のグリーンアベンチュリン(緑色の石英)です。
何十年も前に甲府の業者が糸魚川のヒスイ業者と物々交換していた時代があったそうで、おそらくその時代のデッドストック品だと思います。
小型の石笛は持ちにくく、息が吹き込み難くなり勝ちですが、ぬなかわヒスイ工房の石笛はそんなことはありません。
コピーした粗製品も多いですが、ネット検索した人がぬなかわヒスイ工房のサイトを見て、「ここがオリジナルで他はコピー」とお気づきになるのだそうです。
似たものはつくれてもオリジナルデザインには敵わないということでしょうし、石笛としてのスペックは真似できないでしょう。
1オクターブを超える音域と芳醇な倍音、操作性の良さは、吹けばピーと音が鳴るだけの粗製石笛とは別物!
◎石笛の仕様
音色の特徴
見た目はかわいくでも野太くストレートな音色。
息継ぎをわすれて吹き続けたくなる、雑味のない透明感とシットリ感ある高音域が特徴的。豊富な倍音成分が得も言われぬ恍惚感を醸し出す。これぞ倍音キング!
音域;B5〜E7(1オクターブ半弱)
基本キー;G6
孔直径11×深さ26mm(直孔・円柱孔)
色合い;深い草色
透過性;非常にいい
石質;石目あるも堅牢緻密
佳い音色と吹きやすさ、広い音域と姿を目指した人工石笛なら、プロ演奏家から評価されて当たり前のことです。
しかし一般のお客様から「握っているだけで気持ちいいので、寝る時も握っています」「職場で疲れたらトイレに隠れて石笛を握って癒されています」と、楽器としての性能以外でお褒めの言葉を聞くことがままあり、これは職人冥利というもの。
石笛のスペック、姿の他に、手にした時の心地よさは愛着をもっていただくうえで重要な要素で、愛着がわけば大事にするし、愛着こそが佳い音を導き出します。
安いだけの量産品では味わえない石笛をご堪能いただだけたら幸いです。
◎円柱状の孔とKnobさん孔の違いについて
一般的な人工石笛の吹き孔は円柱状になっています。
ぬなかわヒスイ工房の石笛の吹き孔は、円柱状とKnobさん仕様の試験管状孔の2種類を作り別けています。
2020年に友人であるデイジュリドウと石笛演奏家として活躍するKnobさんから、天然石笛と同じ丸底になった試験管状孔の石笛を作って欲しいと開発したのが、Knobさんモデルです。
ちなみに天然物の石笛には火山岩のガスが抜けてできタイプ、粗い結晶が抜け落ちたタイプもありますが、これらの孔は不定形ですので佳い音色がすることは稀です。
最も多いタイプはヤドカリなどの穿孔貝が巣穴にするために体を回転させながら開けた孔ですので、断面形状は円形で、底は半球状になっているために吹き込んだ息に乱流が生じにくい特長があり、石笛として愛用されている天然物はこのタイプです。
円柱孔と試験管状孔のどちらかに優劣がある訳ではなく、同じ孔の直径と深さで比較すると円柱孔は力強い音色で、容積があるために音域が若干広くなる特長があり、Knobさん孔は天然石笛に近い円やかな音色という特長があります。
◎一般的な市販品とぬなかわヒスイ工房の石笛の違い
一般的な人工石笛の多くは、原石の孔を開けやすい位置に吹き孔を開けっぱなしにしててあるだけですので、好きにくい形状であったり、吹き孔の底に中空ドリル痕の凸が残っていたり、内部壁面に荒々しい条痕が残っています。
これでは吹き込んだ息が乱流となりますので、音程が一定せず、雑味が多い耳ざわりな音色となってしまいます。
要するに吹けばピーと音が出るだけのですので、これではご神事で使う宗教家やプロの演奏家からは「孔をあけたヒスイの塊り」としか評価されません。
また石笛の表面も電動工具の切削傷がそのまま残っているものまであります。
ぬなかわヒスイ工房が研磨を徹底的にする理由は、「孔をあけたヒスイの塊り」から「ヒスイ製の石笛」に産まれ変わっていく上で必要な工程だと認識しているからです。
もちろん小さすぎると息が安定して吹き込めませんので、「持ちやすく・息が吹き込みやすい」形状と寸法も大事ですし、愛着のわく姿であることも大事です。
余談ですが、カーネギーホールで石笛を演奏した実績のある横澤和也さんから、「あなたの石笛は人工であっても天然石笛といってもいいですよ」と評価されたのは、迷いながらも石笛を作り始めて4年目くらい。正直ほっとしました。
◎そもそも石笛とは?
古神道や修験系などでご神事に使われるのは天然の石笛ですので、人工石笛は邪道だとする人もいます。
しかし考古学で石笛と報告されているのは、縄文時代出土の人工石笛が数例あるだけなのです。
ネットには縄文時代の石笛とする情報があふれていますが、残念ながらそのほとんどは根拠もなくヒスイ大珠を石笛と紹介しているか、それらの孫引きだったりします。
ためしにそれらのサイトに石笛とする根拠や詳細情報を問合せてみてください。わたしは何度も質問メールをしてますが、返信されてきたためしはありません(笑)
また縄文遺跡から天然の孔あきの石が出土することも稀にありますが、単に「穴開き石」としか報告されません。
それは安産や子孫繁栄を願う呪具であった可能性や、珍しいから拾ってきたのかも知れず、実際の用途は推測の域を出ないからです。
ましてや遺跡の表土から拾った孔の開いた石が、縄文時代の石笛とするのはあまりにも安易な考えで、河川の氾濫で流れてきた可能性もあります。
私が考古学者たちと交流して地道に調べた石笛の考古学的な情報は、すぐに同業者にコピーされますので詳細は書けませんが、もっと石笛とはなんだろう?上手に吹けるようになるには?とご興味のある方は、守山鷲声さんが運営する「石笛倶楽部」のサイトをご参照ください。
石笛倶楽部のURL;http://moriyama-shusei.jp/iwabue-club/iwabue-club1.html
商品詳細
寸法;縦×幅×厚み(mm) | 35×31×21mm |
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材質; | インドヒスイ(産地不明) |
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