ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

鉄石英石笛(斜孔タイプ) [15I039]

鉄石英石笛(斜孔タイプ) [15I039]

販売価格: 21,000円(税別)

(税込: 23,100円)

在庫数 在庫なし

商品詳細

朱色と透明な石英脈のコンビネーションが美しい鉄石英で作った石笛です。
一般的に糸魚川で拾える赤い鉱物は、赤茶けた色の赤碧玉やチャートが多く、作品を作っても見栄えせず、加工途中でペキペキと表面剥離したり割れたりする厄介な石材です。
ところが、この石笛は赤碧玉と言っていい程に朱色が綺麗に発色しており、透明な石英部分に朱色が入り込んでいる様がステンドグラスのような姿を持ち、しかも石英系の石には珍しく割れやすい石目も無いので、個人的にはヘタなヒスイ以上にレアだと思います。
つまり世界中で誰も持っていない珍しい石笛!
一応、石英脈が入っているので、材質は赤碧玉ではなく、酸化鉄が赤く発色した鉄石英としておきました。

貴重でワイルドな原石の持つ野趣を活かすために、活花のように原石の姿を極力活かした石笛ですが、プロが選ぶぬなかわヒスイ工房ですから、吹き易い形状に仕立ててあります。


因みに赤碧玉のモース硬度はヒスイより硬い7で、硬い上に欠けやすいので加工は困難ですが、鮮やかな赤は生命力の象徴とされたようで、弥生時代以降から勾玉や管玉などに加工されてきました。
佐渡産の赤碧玉は「赤玉」、出雲地方では「玉造石」とも呼ばれ、古代から珍重されてきました。


通常の斜孔タイプと違い、緩やかな斜孔に仕上げましたので、初心者でもどの方向からも吹け、音域が広く澄んだ音色の石笛となりました。

斜孔タイプとは、ぬなかわヒスイ工房と石笛仙人の守山鷲声さんが共同開発した、吹く角度で高音域と低音域を出しやすくした広音域を持つ石笛です。

倍音が非常に綺麗で、音階変化を付けずとも音色自体が愉しめる石笛で、このような石笛を鷲声さんは「一音石笛」と呼んでいます。

音色などの特徴
モガリ笛のような物悲しい高音が心地よい(2400〜3000HZ前後のE〜F)
西洋音階の音楽を演奏するより、姿も含めて瞑想や自然との交流、即興演奏向き。
神社や自然の中で、無心に吹いてみたい石笛です。


基本キー;E〜F(7度・2600HZ前後)

石質;ヒビ少なく、結晶は緻密。
透光性;石英部分は透光する。
孔寸法;φ12×深さ10〜13mm

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 48×30×21
材質; 鉄石英(糸魚川産)

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