ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

青ヒスイペンダント(コアシリーズペンダント) [15C003]

青ヒスイペンダント(コアシリーズペンダント) [15C003]

販売価格: 18,000(税別)

(税込: 19,800)

在庫数 在庫なし

商品詳細

工房を訪れたお客様から分けて頂いた小さな青ヒスイ原石を観た時に、ドキンとしました・・・恐らく現在では入手困難な「入りコン沢」産ヒスイと思われます。何十年も前に拾われた入りコン沢産ヒスイ(略してイリコン・コンサワと呼ばれます)が、業者やマニアの手へと渡り歩いて、はるばる糸魚川に帰って来たのでしょう。
勾玉が作れる程の大きさと形でもないので、原石の形を大きく崩さずに涙的形に成形・研磨しました。
今や非常に稀少な青ヒスイで作ったペンダントです。
因みにイリコン産ヒスイの極めて質の良い原石がコバルトヒスイです。

縄文時代前期(六千〜五千年前)に出現したヒスイ大珠は、当初は手ごろな大きさに割ったヒスイを成形して孔を開けただけのようなシンプルなデザインでした。
中期(五千〜四千年前)には関東甲信越を中心とした鰹節形や青森を中心としたドーナツ形に変容していきますが、シンメトリックではない微妙な歪みを持ち続けます。
また出土品の多くは、大珠の中心から若干上に孔を開けてある事と、土壙墓の男性の遺骨の腰付近から出土する状況から、ペンダントではなく男性用の腰飾りや根付のようなものであったと推定されています。

COREシリーズは、余分な人為的デザインを加えず、ヒスイ原石の持つ野趣を活かした、この世に二つとないペンダントですので、まさに現代版のヒスイ大珠と言えます。
普通は削り落としてしまうカワ(原石表面)を若干残してワイルドな外見に仕上げてあります。
これ以上省くことのできない状態を完璧という・・・とある外国人が言っていました。
COREシリーズは、そんな言葉にインスピレーションを受けて誕生したシリーズです。



バチカン付きなのでお好みでシルバーチェーンなどでペンダントに仕立てられます。


石質;緻密で非常に稀少
透光性;反対側まで透過する程ではないが、数mmなら光を通す
使用ビーズ;無し

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 35×17×12mm
材質; 青ヒスイ(糸魚川産)

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