ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

鉄石英石笛(直孔タイプ) [15I082]

鉄石英石笛(直孔タイプ) [15I082]

販売価格: 20,000円(税別)

(税込: 22,000円)

在庫数 在庫なし

商品詳細

朱色と瑪瑙のコンビネーションが美しい鉄石英で作った石笛です。
一般的に糸魚川で拾える赤い鉱物は、赤茶けた赤碧玉やチャートが多く、作品を作っても見栄えせず、加工途中でペキペキと表面剥離したり割れたりする厄介な石材です。
ところが、この石笛は赤碧玉と言っていい程に朱色が綺麗に発色しており、透明な石英部分が瑪瑙化して朱色が入り込んでおり、ステンドグラスのような姿を持ちます。
しかも石英系の石には珍しく割れやすい石目も無いので、個人的にはヘタなヒスイ以上にレアだと思います。
一応、石英質の脈が沢山入っているので、材質は赤碧玉ではなく、酸化鉄が赤く発色した鉄石英としておきました。


因みに赤碧玉のモース硬度はヒスイより硬い7で、硬い上に欠けやすいので加工は困難です。
しかし古代人はその鮮やかな赤を生命力の象徴と捉えたようで、弥生時代以降から勾玉や管玉などに加工されてきました。
佐渡産の赤碧玉は「赤玉」、出雲地方では「玉造石」とも呼ばれ、古代から珍重されてきました。
硬いために加工が難しく、作る度に「もうコリゴリ!」とは思うのですが、綺麗に発色した朱色を観るとムラムラと創作意欲が湧いてしまいます。
峰不二子から裏切られ続けても、「フジコチャ〜ン!」と追いかけるルパン三世の関係のよう(笑)


倍音が非常に綺麗で、音階変化を付けずとも音色自体が愉しめる石笛で、このような石笛を鷲声さんは「一音石笛」と呼んでいます。

音色などの特徴
音域は1オクターブないが、モガリ笛のような物悲しい高音が心地よく、控えめながらもはっきり聞こえる倍音が清楚な印象の音色となっている(1900HZ前後)
西洋音階の音楽を演奏するより、姿も含めて瞑想や自然との交流、即興演奏向き。
神社や自然の中で、無心に吹いてみたい石笛です。

基本キー;6度ラ〜7度ファ
     

石質;ヒビ少なく、結晶は緻密。
透光性;石英部分は透光する。
孔寸法;φ10×深さ21mm

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 45×25×22
材質; 鉄石英(糸魚川産)

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