ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

胎児形勾玉(共石ビーズ付き) [15m015]

胎児形勾玉(共石ビーズ付き) [15m015]

販売価格: 20,000(税別)

(税込: 22,000)

在庫数 在庫なし

商品詳細

胎児にしか見えない縄文時代の勾玉を現代風にデザインした勾玉に、同じヒスイ原石で作ったビーズをアンサンブルしました。
キャンディーのようにとろけそうな質感で、透光性が抜群によい白地に黄緑の模様が入ったヒスイです。小型なので日常のお守りとして邪魔になりません。

不思議なことに動物も植物も生命の発生時は、クルリとした丸っこい形状をしています。
あたかも縄文土器に施文された螺旋模様のようです。
現代の勾玉は定形勾玉を元に作者の好みが反映されたデザインですが、私は勾玉を作る内に、縄文人は胎児を模して勾玉を作っていたと思えてならなくなってきました。
そこで定形勾玉でありながら、胎児に見える勾玉を作ってみたのです。

勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、原初の形は糸魚川市の長者ケ原遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントであったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
やがて時代と共に勾玉はスマートになっていく傾向があり、弥生時代以降に我々が見慣れた定形勾玉となっていきます。

多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」とか「ジェリービーンズみたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来を褒められるほうが嬉しいです(笑)・・・一勾玉入魂の気概で作りました。
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。


ご予算とお好みの形状にオーダー承りますので、お気軽にお問合せください。


石質;緻密
色合い;白地に明るい黄緑の斑を持つ
透光性;非常によい
使用ビーズ;同じヒスイ使用。

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 20×14×6mm(ビーズ直径6mm)
材質; 糸魚川ヒスイ

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