ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

薙鎌・二重反転螺旋線刻彩色蛇紋岩石笛(指孔付き) [16I010]

薙鎌・二重反転螺旋線刻彩色蛇紋岩石笛(指孔付き) [16I010]

販売価格: 19,500(税別)

(税込: 21,450)

在庫数 在庫なし

商品詳細

裏表に薙鎌と二重反転螺旋を線刻してから彩色した指孔付きの石笛です。
本来は武器の薙鎌ですが、薙ぐが凪ぎに通じる事から大風の災難除けや魔を薙ぐ術呪として祭器として扱われるようになりました。
特に六年ごとに開催される諏訪大社の御柱大祭の前年には、信州国境の諏訪系神社の御神木に「薙鎌神事」が行われる事は有名で、申年の今年が御柱の開催年なので記念に作りました。

二重反転螺旋は縄文人が大好きな模様で、縄文土器や土偶に多く施文されていますが、個人的には始めも終わりもない永遠の時の流れを描いた縄文人の世界観ではないかと考えています。
メビュースの輪や、数学の無限大記号の祖形ではないでしょうか。

時という漢字は「脈動」を現す表意文字で、サンスクリット語で時は神と同義のカーラと呼びますので、古代人にとって時の流れとは神そのものだったのでしょう。

アクセサリーとしてお守りとして違和感のない石笛ですが、プロの演奏用にも使えるほど音域が広く、初心者でも吹き易くなっています。縄文遺跡や杜で吹いてみたいデザインの石笛です。


糸魚川産の蛇紋岩類は、ヒスイ以上に広範囲の遺跡から出土していますが、縄文時代には副葬品として埋葬されてもいますので、霊力ある威信財としての価値もあったようです。
完成したこの石笛をヒスイ関係者に見せても誰もが蛇紋岩だと分からないのですが、蛇紋岩の原石は見栄えしなくても丁寧に研磨すると黒光りする地に蛇紋が浮かびあがる綺麗な石なのです
蛇紋岩を美しい石と認めて加工しているのは、縄文人の他はぬなかわヒスイ工房だけ。

*彩色は防水性塗料が使用されていますが、濡れた手で彩色部分を強く擦ったりすると塗料が指に付く恐れがあります。また不用意に落とすと、塗料が剝がれる恐れもあります。

音色
イ〜ンという倍音が全音域で響く。特に7度のド付近の倍音が、狼の遠吠えや寒風吹きすさぶモガリ笛を思わる切ない音色で、何時までも吹き続けたくなる音色。
倍音中毒にご用心!(笑)
幽玄で鎮魂的な低音域(6度のファ前後・1450Hz前後)、高音域(7度のファ・2940Hz前後)の空間を突き破る祓い浄め的な高音までの1オクターブを越える音域が出ます。

基本キー;7度のド
孔寸法;φ10×深さ21mm(直孔タイプ)
色合い;黒曜石のような黒を基調として、蛇紋岩の名の由来の通り蛇のような模様が入る
    
透明度;無い
石質;結晶は細かく緻密で堅牢。
使用ビーズ;おまかせサービス

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 48×22×18mm
材質; 糸魚川産蛇紋岩類

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