ヒスイ石笛（ペンダント仕様・指孔付き） [16I049]

紫の発色の弱いラベンダーヒスイ・・・色が濃ければ高価なのですが、透光性が良かったので限界ギリギリまで薄く作って個性を引き出したヒスイ製の石笛です。

原石の持つ透光性の良さと限界まで薄く作ったためもあり、太陽光が透けるほど光が透けます。
最近はぬなかわヒスイ工房の石笛デザインをコピーした石笛が出回るようになってきましたが、コピー石笛では真似できない、ふっくらした微妙な曲線で構成された多面体を持ち、１オクターブの広い音域、綺麗な音色がお楽しみ頂けます。
＊ぬなかわヒスイ工房のヒスイ製品は全て糸魚川産です。


アクセサリーやお守りとして持ち歩けるペンダントタイプですが、鈴を転がすようなシーという倍音を持ち、１オクターブの広い音域を持つ本格派！
簡単な唱歌なら直ぐに吹けるのでライブ用石笛としても最適。
石笛のデザインは、息が吹き込み易く演奏中でもしっかり保持できる形状と大きさです。
試行錯誤して辿り着いた結果のデザインですが、現時点で、ぬなかわヒスイ工房のスタンダードモデルになっています。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・音域が広い」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。


音質の特徴
石笛としては低音の5度のシから6度のシまでの１オクターブの広い音域を持ち、音階変化が付け易い。
野太くも詫びた低音域を基本として、指孔解放で超高音域となり払い浄め的な音色に変化して竜笛を思わせる。倍音成分が豊富で心地よい。

特に指孔を大き目にしたために、半音調整が容易。

基本キー；
５度のシ（950ＨＺ前後）から6度のシ（1980ＨＺ前後）まで幅広い音域を持つ。
倍音が心地よいので心の趣くままの即興演奏に愉しいが、音域広く楽曲演奏も可能。

石質；よく練れたヒスイで結晶は緻密だが、縦ヒビが入る。
透光性;非常によい。
色合；パステル調のライトグレー地に、淡い紫、黄色と黒の斑が入る
孔寸法；φ12.5×深さ33mm

＊革紐はサービス