ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

ヒスイ大珠形斜孔タイプ石笛 [16I058]

ヒスイ大珠形斜孔タイプ石笛 [16I058]

販売価格: 30,000円(税別)

(税込: 33,000円)

在庫数 在庫なし

商品詳細

淡いアイスブルーの非常に硬いヒスイで作った現代に蘇ったヒスイ大珠形の石笛です。
透光性が非常によく、深みのある青味がかったヒスイを極限まで薄く作りましたので、吹き孔内部から持っている指が透けて見えるほどです。


斜孔になっているのは、石笛仙人こと守山鷲声さんと共同開発した工夫で、一つの吹き孔で吹く角度で高音域と低音域といった両極端な音を出しやすくなっています。

斜孔タイプ試作品の(13HI001S)を作った当時から飛躍的に吹き易さと音色は良くなっていますし、当時はスタンダードではなかったペンダント仕様にしてあります。

大珠について
大珠とは、縄文時代前期(六千〜五千年前)から作られ始める祭器や威信財と推測される出土品です。
世界初のヒスイ加工物は、六千年前の山梨県北杜市の天神遺跡出土のヒスイ大珠。
当初の大珠は原石の形状に多少の手を加えて紐孔を開けただけのような形状をしていましたが、やがて関東甲信越を中心とした鰹節形、青森を中心とした東北圏でドーナツ形が作られるようになります。
現在はヒスイアクセサリーとして大珠が売られていますが、一般的にはシンメトリックに作られています。ところがシンメトリック過ぎると縄文の匂いがせず面白味のない形状になってしまいますので、作るのは難しいのです。
私の大珠形石笛は微妙な曲線変化で構成されています。

ご予算、お好みのご要望によって同じスペックの石笛のオーダー可能です。

音色の特徴
斜孔タイプにしてはやや狭目の6度のファ〜7度のミまでの音域を持ちますが、緩斜孔にしたために唇に斜めに当たるように斜孔の中間の位置に当てて、石笛を左右に回転させながら吹くと微妙な音階変化が付けられます。
透明感のある高音域と、7度のド付近で出るピーという可愛らしい倍音が魅力。
守山鷲声さんのように楽曲演奏をすることも可能ですが、月夜に能管を演奏するような感じで即興演奏をしたい石笛です。瞑想に最適。


基本キー;7度ド
孔寸法;φ10×深さ17〜20mm

石質;糸魚川ヒスイにしては相当に硬く、鏡面仕上げに耐える緻密で堅牢な石質
(若干のヒビ模様が入りますが、糸魚川ヒスイは熱水による生成過程でヒビが入る特長があり、割れる恐れもないので模様として捉えて下さい。)
   
透光性;非常に良い
色合;透き通ったパステル調のアイスブルー
革紐;サービス(大珠仕立て)

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 42×26×19
材質; 糸魚川ヒスイ

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