ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

轟貝塚出土縄文石笛(レプリカ) [16I065]

轟貝塚出土縄文石笛(レプリカ) [16I065]

販売価格: 24,000(税別)

(税込: 26,400)

在庫数 在庫なし

商品詳細

縄文前期(六千〜五千年前)の熊本県宇土市・轟貝塚出土の石笛を実測図を元に忠実に再現しました。
野太くも憂愁を誘う音色を基本としますが、驚異的な超低音から超高音までの2オクターブを越える広い音域を持ちます。
六千年前の音色をお愉しみください。

ただし実物は歪みが酷く、そのままでは商品になりませんので、テイストを残してシンメトリックな立方体に成形してあり若干の寸法誤差がありますので、その点はご了承ください。

ネット情報では「西日本初の六千年前の石笛」とされていますが、実際にこの石笛が出土したのは前期と中期(五千〜四千年前)の攪乱層(河川の氾濫などで年代の層位が乱れている層)からの出土であったようです。
つまりこの石笛が作られたのは、最大で六千年前〜最低で四千年前という幅を持っている事をお断りしておきます。

出土品は熊本県内を流れる緑川から採取したらしき黒色石灰岩製ですが、糸魚川産の蛇紋岩の石で作ってみました。
糸魚川の蛇紋岩類は3万年も前の旧石器時代から優秀な石器素材として各地に運ばれており、縄文時代にはブランド的価値があったようです。
その名の通り、ヘビのような模様が入った緻密な石で磁性があります。


吹く角度だけでなく、貫通孔と直交する小孔を指で押さえるだけで四段階に音階が変化できるフルートの元祖と言えます。
鈴を転がすような倍音がする寂びた音色です。ユーチューブで音を聴くことができます。
縄文の音色をお愉しみください。

音色
野太くも憂愁を帯びた音色。
超高音から超低音までの2オクターブを越える音域を持つが、楽曲演奏するの場合はコントロールが難しく、即興演奏に向く。
クセのない倍音が脳髄に響き、何時までも吹いていたくなる印象。
神社や縄文遺跡、自然の中で吹いてみたい石笛

音域;5度のファ〜7度のソ(技術次第で2オクターブ超えの広い音域を持つ)
孔直径;8mm×深さ69mm(貫通孔)
石質;緻密
色合い;深い緑色に蛇状の模様が入る。
透光性;無い

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 69×29×18mm(出土品と若干寸法が違います)
材質; 糸魚川産蛇紋岩

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