ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

出雲大社・真名井出土勾玉(写し)糸魚川ヒスイ勾玉 [17m009]

出雲大社・真名井出土勾玉(写し)糸魚川ヒスイ勾玉 [17m009]

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商品詳細

ヒスイ加工を始めてから何時か作ってみたいと思い続けてきた、出雲大社本殿裏の「真名井遺跡」から出土したヒスイ勾玉の写しです。
実物は今では滅多にお目に掛かれない非常に綺麗な糸魚川ヒスイで作られており、古墳時代に作られたにも関わらずその造形は現代でも通用する典型的な定形勾玉であり、古今を通じて作られた勾玉の最高傑作と言えます。

本来は実測図を取り寄せて忠実に作りたかったのですが、博物館ではなく出雲大社に所蔵されて御神宝扱いされておりますので、実測図の公開はしていないようです。
出雲大社で実物を観た時の印象とネットで検索した写真を頼りに作りましたので、そっくりに作ったレプリカという訳ではありませんが、今後も真名井勾玉に挑み続けたいと思います。


写真では表現しきれていませんが、青味がかった白地に緑の横嶋が緑が鮮やかに発色しており、今やヒスイの故郷糸魚川でもこのレベルのヒスイは稀少になりました。

500円玉に乗る位のスタンダードな大きさ。
ぬなかわヒスイ工房の勾玉は日常のお守りとして違和感がないように若干薄めに作られていますので、胸元でゴロゴロしません。

*購入ご検討中のお客様がいらっしゃるため、現在はカートに入れられません。


*ご予算に応じてヒスイ原石をご提案致します。

勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、その祖形は糸魚川市の長者ケ原遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントにあったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
勾玉は時代と共にスマートな形状になっていく傾向があり、弥生時代以降に我々が見慣れた定形勾玉となっていきます。

多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」とか「ジェリービーンズみたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来を褒められるほうが嬉しいです(笑)・・・一勾玉入魂の気概で作りました。
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。


石質;裏側に若干のヒビ模様あるが、緻密。
色合い;キャンディーのような質感の青白い地に、鮮やかな緑の縞模様
透光性;非常に良い
革紐付き(ビーズはおまかせサービス)

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 27×17×8mm
材質; 糸魚川ヒスイ

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