ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

「縄文石笛をいかに吹くか?」石笛仙人動画vol,8

商品詳細

石笛仙人こと、守山鷲声さんの動画です。
吹いているのは、縄文石笛neo「鷲声モデル・プロトタイプ2」17I033です。
意表を突く演奏方法を披露してくれています!


縄文後期(四千〜三千年前)の青森県六ケ所村・上尾駮遺跡出土の石笛をベースに改良しました。
6月上旬に動画をアップしますが、鷲声さんに試し吹きをして頂いた後に、改良点があれば反映していく予定です。
驚異的な2オクターブ近い音域を持つ縄文の音色をお愉しみ下さい。

出土品はヒスイ製で形はかなり歪ですが、縄文時代に磨製石器素材としてブランド価値のあった糸魚川産の蛇紋岩製です。
また古神道系の石笛奏者に多い、横吹きに対応する形状とし、貫通孔の一端は斜孔にしてあります。


縄文時代の石笛をネット検索すると、ヒスイ製大珠を石笛と誤認した情報が多いのですが、考古学的に石笛と推定されている石笛は、上尾駮遺跡出土と轟貝塚出土の石笛などごく少数です。

大珠を石笛のように吹く事は可能かも知れませんが、有孔鍔付き土器が太鼓であるという説も含めて、音が出れば楽器であると断定する事はできません。
私も考古学者と同じ意見で、大珠は出土状況や形状から石笛ではないと推測していますし、こういった推測については慎重でありたいと思います。


ご予算に応じたヒスイ製石笛のご注文承ります。

吹き方だけでなく、貫通孔と直交する貫通小孔を指で操作すると、指の操作だけでも五段階に音階が変化で、驚異的な2オクターブもの音域を持つ元祖フルートです。
寂びた低音から驚くほどの甲高い高音までの広い音域を持ち、まるで龍笛や能管を想わせるような音色です。

音の特徴

音域;5度のレ〜7度のレ(2オクターブ)

基本キー;5度のラ

孔直径;10mm×深さ67mm(貫通孔)と、2個の直交する直径4mmの貫通小孔(表裏同じ位置)


石質;練れて緻密。

色合;暗い緑に黒の蛇紋模様

透光性;ない

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 67×31×20mm(出土品と若干寸法が違います)
材質; 糸魚川産蛇紋岩(姫川薬石)

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