葡萄ヒスイ石笛（指孔付き・直孔タイプ） [17I086]

鮮やかな黄緑のオンファス輝石と深緑の角閃石が入り混じった葡萄ヒスイと呼ばれ、最近人気のある圧砕ヒスイ製の石笛です。
角閃石部分はヒスイに比べて非常に柔らかいため、曲面に加工すると削れ過ぎてしまうので、通常は勾玉などを作る時には外します。
しかし歪んだ中にも造形の妙味があるため、敢えて角閃石部分を残しました。
野趣溢れる外見に似合わず、石笛演奏家の双璧、横澤和也さん、守山鷲声さんのアドバイスを反映させ、非常に倍音が綺麗で音階変化が付けやすい本格派です。

軽量小型のペンダント仕様ですので、何時でも何所でも石笛演奏が愉しめ、日常のお守りとしても最適。
ぬなかわヒスイ工房のコピー石笛が出回っておりますが、写真を比べただけで粗悪な量産品には真似できない微妙な曲線と研磨、造形精度をご理解頂けるとは思いますが、石笛の持つチカラも別次元だと自負しております。

ご予算、お好みのご要望のよって、同じスペックの石笛のオーダー可能です。


音色の特徴

石笛を持った指が吹き孔内部から透けて見えるほど薄く作ってあるので、石笛自体が共鳴する倍音が豊富
密度のある中音域が特徴的で、複雑な倍音成分が絡み合い、鈴を転がすような音が聴こえる。
モガリ笛を連想する神秘的な音色。
指孔の半開・全開などで音色の変化が付けやすく、小鳥の鳴声や鹿の鳴声も真似しやすい。
守山鷲声さんのように楽曲演奏をすることも可能だが、月夜に能管を演奏するような感じで即興演奏をしたい石笛。瞑想に最適。

音域；E６〜E７（１オクターブ）

基本キー；Ａ６

孔寸法；φ10×深さ27mm（直孔）

石質；堅牢な石質。

透光性；非常によい

色合；淡いミントグリーン地に、鮮やかな黄緑、黄色、深緑が混じる

革紐；蝋引き綿紐