ぬなかわ姫の玉つくり工房が千七百年の時を経て復活した「ぬなかわヒスイ工房」

勾玉形石笛(薬石製・二つ孔・横吹き対応) [18I011]

勾玉形石笛(薬石製・二つ孔・横吹き対応) [18I011]

販売価格: 25,000(税別)

(税込: 27,500)

在庫数 在庫なし

商品詳細

以前からご神事用にとリクエストの多かった勾玉形の石笛です。
すでに作っている人がいたようなので、人に真似されても真似しないという信念から躊躇していたのですが、有名な石笛演奏家から要望があったこともあり、満を持して開発しました。
ぬなかわヒスイ工房で作るからには勾玉の背中に孔を開けただけの吹きにくい石笛ではなく、石笛としても勾玉としても納得できるクオリティーを目指しましたので、紐孔部分は1オクターブ半もの音域があります。

写真を観て頂けると孔周辺と底の部分まで研磨してあるのが観てとれると思いますが、これが石笛としてのクオリティーに直結しております。
この当たりの工夫は、守山鷲声さんや横澤和也さんといった著名な演奏家たちとの交流から、ご指導を頂けた賜物です。


最近、横吹きをされる修験道の行者や古神道系の石笛を吹くお客様が増えてきておりますので横吹きしやすいような形状にもなっております。
あまりツルツルに研磨すると手を滑らせて落としてしまう危険もありますので、中研磨の光沢仕上げにしてあります。


姫川薬石といっても流紋岩と石英斑岩の2種類がありますが、この石笛は流紋岩です。
私は2014年に「海のヒスイ・ロード」検証実験航海と銘打って、糸魚川市から青森市三内丸山遺跡までの沿岸を単独シーカヤックで3ヶ月に渡る780キロの航海をしましたが、流紋岩数あれど姫川薬石(糸魚川産流紋岩)ほど綺麗なものに出会ったことはありません。


音の特徴

(1)目(紐孔部分)
直径12mm×深さ30mm・・・貫通孔
片方を親指で開閉させる事でも音階変化が付けられる
音域;A5〜E7(1オクターブ半)
薬石らしい柔かく、優しい感じがするが野太くも憂愁を帯びた中音域が特長的で、底孔の指を半解放すると払いの高音
篠笛や竜笛、フルートなどの横笛経験者にも吹きやすい孔直径

(2)背中
直径10mm×深さ20mm・・・直孔
音域;G6〜F7(1オクターブ弱)
透明感ある可愛らしい高音域が特長的で、スタッカートすれば小鳥の鳴声が真似できる
操作性もよい


石質;緻密・光沢あり

*目(紐孔)を吹くことが前提になっていますし、140ブラムもあるヘビー級ですのでペンダント紐は付きません。
ペンダントにする場合は、ご自分でお似合いの組紐など探してください。

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 70×44×30mm
材質; 姫川薬石(流紋岩)

Facebookコメント