マムシ紋線刻大珠形黒ヒスイ石笛（直孔タイプ・ペンダント仕様） [19I004]

身をよじるマムシを線刻した黒ヒスイのペンダント仕様石笛です。
線刻は山梨県の縄文中期の縄文土器に施文をモチーフにしています。
猛毒を持ち脱皮を繰り返すマムシは、精強な生命力と永遠のイノチをイメージした魔除けであったのか、八ヶ岳南麓の縄文土器に多用される文様です。
原石の持つ姿を活かしてたアンシンメトリックな大珠石笛・・・お守りにいかがでしょうか。


石笛の共鳴作用による豊かな倍音を得るために極限まで薄く削ってありますので、孔の中から持った指が透けて見えるほどです。
ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロの石笛奏者の要望で耳障りなビビリ音を調整しているのですが、この石笛はビーという石笛自体が共鳴して発生するらしい不思議な倍音が出ます。
姿といい、音色といい、まさにご神事にぴったりの希少な石笛となりました。

音色の特徴
透明感ある高音域が特長的で、操作性が非常によく、小型であっても１オクターブ半の音域を持つ。
幽幽とした伸びのある音色が心地よく、何時までも長音を吹きたくなる。
イ〜ンという上品な倍音を持つ。
竜笛のように思う様の即興演奏をしてみたい石笛。

音域；B5〜E７

基本キー；A６

孔寸法；φ12×深さ22mm（直孔）


石質；若干のヒビが入るが割れるヒビではなく模様の範囲。緻密

色合い：青味がかった緑に黒が入る。