原石表面の荒れた部分を残した荒々しくも神秘的な姿を持つペンダント仕様ヒスイ石笛

極上ヒスイ石笛 銘「秘花」 [19I051]

商品詳細

原石表面の荒れた部分を残した荒々しくも神秘的な姿を持つペンダント仕様石笛です。
汚れた表面を一皮削ると鮮やかな黄緑が出てきましたので、研磨部分と未研磨のコントラストのあるデザインにしました。
能楽の世阿弥が残した「風姿花伝」に記述された「秘すれば花」を表現してみたのですが、汚れに隠された輝く本質・・・きわめて日本的な情緒ではないでしょうか。

一般に糸魚川は河川や海岸で採取されますので、「川擦れ・擦れ」により表面は比較的滑らかで汚れていません。
逆に表面がザラザラと黄色っぽく荒れているのは鉱山掘りのミャンマーヒスイ原石の特徴ですが、糸魚川ヒスイにも山で採取された山ヒスイがあります。
しかし山ヒスイは私有地からの採取ですので、地主以外の人が持っている場合は盗掘品の可能性があります。
使用原石は合法的に分けて頂いたものですからご安心を!


勾玉の何倍もの原石を使用する石笛では滅多にこのレベルのヒスイ原石は使いませんが、最近はぬなかわヒスイ工房の石笛をコピーする業者が増えてきたので思い切って作ってみた意欲作です。


アクセサリーやお守りとして持ち歩けるペンダントタイプですが、鈴を転がすようなチ〜ンという倍音が響く本格派で、ライブ用石笛としても最適。
石笛のデザインは、息が吹き込み易く演奏中でもしっかり保持できる形状と大きさです。
試行錯誤して辿り着いた結果のデザインですが、現時点で、ぬなかわヒスイ工房のスタンダードモデルになっています。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・音域が広い」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。


音質の特徴
透明で詫びた中音〜高音域を基本とする操作性のいい石笛。
払い浄め的な高音域音色に変化する広い音域は竜笛を思わせる。倍音成分が豊富で心地よい。

スタッカートすれば、ウグイスなどの鳴き真似ができるので、小鳥と交信するのに適している。
特に指孔を大き目にしたために、半音調整が容易。

音域;G6〜E7(1オクターブ弱)

基本キー;B6

石質;よく練れたヒスイで結晶は緻密。
透光性;非常に良い。
色合;ミントグリーン地に鮮やかな黄緑の模様
孔寸法;φ10×深さ25mm

*紐はサービス

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 54×32×25
材質; 糸魚川ヒスイ

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