Knobさんモデル・タイガーズアイ石笛(半球底吹き孔・お買上予約済) [20I008]
Knobさんモデル・タイガーズアイ石笛(半球底吹き孔・お買上予約済)
[20I008]
販売価格: 35,000円(税別)
(税込: 38,500円)
在庫数 在庫なし
商品詳細
ディジュリドゥ演奏家、石笛演奏家として著名なKnob(ノブ)さんから、天然石笛のように吹き孔の底を丸くできないか?と相談されて誕生した半球底を持つ石笛シリーズです。
使用原石はターガーズアイ(虎目石)ですが、もしかしたら世界初のターガーズアイ石笛かも知れません。
人工石笛はボール盤で孔を開けますので、どうしても底は平になってしまいますが、市販品の多くは孔開けの際に底にできる「ヘソ」が残ったままで売られています。
ぬなかわヒスイ工房では底のヘソを平らに研磨していますので、いわゆる円柱状の孔になっています。
対して天然石笛の多くは泥岩や砂岩などに削孔貝が巣穴にするために孔を開けてありますので、孔の底は丸みのある試験管状の孔になっています。
これは好みの問題もありますが、試験管状の孔の方が若干は柔らかい音色に感じる気がしますので、皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。有名な石笛演奏家から、天然石笛のように吹き孔の底を丸くできないか?と相談されて誕生した半球底を持つ石笛シリーズです。
これまで広い音域を持つ楽曲演奏の可能な石笛を追求してきましたが、本来のご神事で奏上する石笛は、大本教の出口王仁三郎が伝えたように「磐笛は『ユーユー』と長く跡の音を引いて『幽』と云う音色を発生しせめるのが、第一等である」 (本教創世紀)ものであったようです。
近頃は本職の神職さんや古神道方面のお客様からのご注文やご縁が続いており、本格的なご神事に使える石笛を求めておられるお客様が少なからずいらっしゃる事に気が付きました。
ご神事で使われる石笛は、ぬなかわヒスイ工房が開発したペンダント仕様や音階変化のための指孔などといった工夫は必要はなく、本来の祭器たる石笛を目指した連作の一つです。
また、原石仕立ての一つ孔の石笛に呪術的な意味を持つ吹き手もおられるようです。
一見して原石に孔を開けてあるだけのようですが、祭器としての石笛であるからには、小型石笛なら二個〜三個作られるほどの大きなヒスイ原石の塊りから「石と対話しながら」石笛を削り出すようにカタチを作っていきますので、巷に溢れる孔を開けただけの石笛とは別物です。
つまり、ぬなかわヒスイ工房の石笛は、当初想い描いた基本デザインは保持しつつも、最後まで作り手である私自身がどんな石笛が出来上がるかが解らない状態で作っているのです。
その点では、極力、能動性や観念的な想いは避けた受動的な作り方をしています。
このような石笛の作り方は非常に効率が悪いのですが、個人的には必然性を感じており、石を使った活花のように捉えております。
余談ですが、一般に流通している原石仕立ての石笛は、ハンマーで小割したヒスイ原石に若干の修正を加えてバレル研磨機という自動研磨の機械に放り込ん表面的な艶を付けてあるだけですので、原石表面は微細な痘痕状の肌荒れが残っています。
これでは天然を凌駕することはできず、せっかく人手をかける意味がありません。
ぬなかわヒスイ工房の原石仕立ての石笛は、石笛として吹き易い形状に切削した上で平面研磨機で手作業の研磨をしていますので、バレル研磨機だけで仕上げた石笛に比べて光沢の奥行が感じられるはずです。
ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・広い音域」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。
音質の特徴
木枯らしを思わせる野太くも詫びた中〜高音を基本とする。
音階変化は小器用として拒否するかのような腹に響く、力強く硬質でストレートな音色。
シューという倍音とピューという倍音が同時に響き、心地よい。
大きな音階変化を付けた楽曲演よりも、神事や一定の息の吹き込み方で長音を愉しむ奏法、呼吸法や音色自体を愛でる愉しみ方に向く。
*指孔はありませんが、ご要望あれば2,000円追加で指孔加工承ります。
基本キー;A6
音域;E6〜E7(1オクターブ)
石質;結晶は緻密で堅牢緻密。
透光性;よくない
色合;黒〜赤茶色〜黄色の層からなる虎模様のグラデーション
孔寸法;φ11×深さ24mm(直孔・奥に向かって狭くなるテーパーになっています)
*市販の石笛の孔直径は通常8mm前後ですが、この石笛は13mmもありますので、龍笛や能管などの横笛経験者には吹き易い石笛と言えます
使用原石はターガーズアイ(虎目石)ですが、もしかしたら世界初のターガーズアイ石笛かも知れません。
人工石笛はボール盤で孔を開けますので、どうしても底は平になってしまいますが、市販品の多くは孔開けの際に底にできる「ヘソ」が残ったままで売られています。
ぬなかわヒスイ工房では底のヘソを平らに研磨していますので、いわゆる円柱状の孔になっています。
対して天然石笛の多くは泥岩や砂岩などに削孔貝が巣穴にするために孔を開けてありますので、孔の底は丸みのある試験管状の孔になっています。
これは好みの問題もありますが、試験管状の孔の方が若干は柔らかい音色に感じる気がしますので、皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。有名な石笛演奏家から、天然石笛のように吹き孔の底を丸くできないか?と相談されて誕生した半球底を持つ石笛シリーズです。
これまで広い音域を持つ楽曲演奏の可能な石笛を追求してきましたが、本来のご神事で奏上する石笛は、大本教の出口王仁三郎が伝えたように「磐笛は『ユーユー』と長く跡の音を引いて『幽』と云う音色を発生しせめるのが、第一等である」 (本教創世紀)ものであったようです。
近頃は本職の神職さんや古神道方面のお客様からのご注文やご縁が続いており、本格的なご神事に使える石笛を求めておられるお客様が少なからずいらっしゃる事に気が付きました。
ご神事で使われる石笛は、ぬなかわヒスイ工房が開発したペンダント仕様や音階変化のための指孔などといった工夫は必要はなく、本来の祭器たる石笛を目指した連作の一つです。
また、原石仕立ての一つ孔の石笛に呪術的な意味を持つ吹き手もおられるようです。
一見して原石に孔を開けてあるだけのようですが、祭器としての石笛であるからには、小型石笛なら二個〜三個作られるほどの大きなヒスイ原石の塊りから「石と対話しながら」石笛を削り出すようにカタチを作っていきますので、巷に溢れる孔を開けただけの石笛とは別物です。
つまり、ぬなかわヒスイ工房の石笛は、当初想い描いた基本デザインは保持しつつも、最後まで作り手である私自身がどんな石笛が出来上がるかが解らない状態で作っているのです。
その点では、極力、能動性や観念的な想いは避けた受動的な作り方をしています。
このような石笛の作り方は非常に効率が悪いのですが、個人的には必然性を感じており、石を使った活花のように捉えております。
余談ですが、一般に流通している原石仕立ての石笛は、ハンマーで小割したヒスイ原石に若干の修正を加えてバレル研磨機という自動研磨の機械に放り込ん表面的な艶を付けてあるだけですので、原石表面は微細な痘痕状の肌荒れが残っています。
これでは天然を凌駕することはできず、せっかく人手をかける意味がありません。
ぬなかわヒスイ工房の原石仕立ての石笛は、石笛として吹き易い形状に切削した上で平面研磨機で手作業の研磨をしていますので、バレル研磨機だけで仕上げた石笛に比べて光沢の奥行が感じられるはずです。
ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・広い音域」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。
音質の特徴
木枯らしを思わせる野太くも詫びた中〜高音を基本とする。
音階変化は小器用として拒否するかのような腹に響く、力強く硬質でストレートな音色。
シューという倍音とピューという倍音が同時に響き、心地よい。
大きな音階変化を付けた楽曲演よりも、神事や一定の息の吹き込み方で長音を愉しむ奏法、呼吸法や音色自体を愛でる愉しみ方に向く。
*指孔はありませんが、ご要望あれば2,000円追加で指孔加工承ります。
基本キー;A6
音域;E6〜E7(1オクターブ)
石質;結晶は緻密で堅牢緻密。
透光性;よくない
色合;黒〜赤茶色〜黄色の層からなる虎模様のグラデーション
孔寸法;φ11×深さ24mm(直孔・奥に向かって狭くなるテーパーになっています)
*市販の石笛の孔直径は通常8mm前後ですが、この石笛は13mmもありますので、龍笛や能管などの横笛経験者には吹き易い石笛と言えます
商品詳細
寸法;縦×幅×厚み(mm) | 66×45×26 |
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材質; | 天然タイガーズアイ(虎目石・産地不明) |
他の写真
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ご神事に相応しい荒々しいくも神秘的な姿を持つ石笛です。
17I039「珠玉」と同じく、圧砕ヒスイの原石を削り込んで造ってあります。
圧砕ヒスイは、硬いヒスイと極端に柔らかい角閃石という不純物が混じり合っており、凹んだ角閃石からヒスイが丸く出っ張っているために葡萄ヒスイと呼ばれ、近年は人気が高くなってきました。
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