世界初のタイガーズアイ石笛

タイガーズアイ石笛(指孔付き・ペンダント仕様) [20I014]

タイガーズアイ石笛(指孔付き・ペンダント仕様) [20I014]

販売価格: 40,000(税別)

(税込: 44,000)

在庫数 在庫なし

商品詳細

高音域を強調したターガーズアイ(虎目石)のペンダント仕様の石笛です。


人工石笛はボール盤で孔を開けますので、どうしても底は平になってしまいますが、市販品の多くは孔開けの際に底にできる「ヘソ」が残ったままで、孔内部の壁面はザラザラの状態で売られています。
ぬなかわヒスイ工房では底のヘソを平らに均して、内部を研磨していますので、綺麗な円柱状をしています。
祭器としての石笛であるからには、小型石笛なら二個〜三個作られるほどの大きなヒスイ原石の塊りから「石と対話しながら」石笛を削り出すようにカタチを作っていきますので、巷に溢れる孔を開けただけの石笛とは別物です。

対して天然石笛の多くは泥岩や砂岩などに削孔貝が巣穴にするために孔を開けてありますので、孔の底は丸みのある試験管状の孔になっています。
これは好みの問題もありますが、試験管状の孔の方が若干は柔らかい音色に感じる気がしますので、皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。


これまで広い音域を持つ楽曲演奏の可能な石笛を追求してきましたが、本来のご神事で奏上する石笛は、大本教の出口王仁三郎が伝えたように「磐笛は『ユーユー』と長く跡の音を引いて『幽』と云う音色を発生しせめるのが、第一等である」 (本教創世紀)ものであったようです。


つまり、ぬなかわヒスイ工房の石笛は、当初想い描いた基本デザインは保持しつつも、最後まで作り手である私自身がどんな石笛が出来上がるかが解らない状態で作っているのです。
その点では、極力、能動性や観念的な想いは避けた受動的な作り方をしています。
このような石笛の作り方は非常に効率が悪いのですが、個人的には必然性を感じており、石を使った活花のように捉えております。


ぬなかわヒスイ工房の石笛は、プロ演奏家からのご注文も多いのですが、「息が吹き込みやすい形状・ビビリ音の排除・広い音域」というプロからのご要望は、すなわち初心者でも吹き易い石笛という考えを基本にしていますので、どなたにもお勧めできます。

音質の特徴
猛禽類の鳴声を想わせる切ない中〜高音を基本とする。
音階変化は小器用として拒否するかのような腹に響く、力強く硬質でストレートな音色。
シューという倍音とピューという倍音が同時に響き、心地よい。
大きな音階変化を付けた楽曲演よりも、神事や一定の息の吹き込み方で長音を愉しむ奏法、呼吸法や音色自体を愛でる愉しみ方に向く。


基本キー;B6

音域;E6〜E7(1オクターブ)

石質;結晶は緻密で堅牢緻密。
   
透光性;よくない

色合;黒〜赤茶色〜黄色の層からなる虎模様のグラデーション

孔寸法;φ13×深さ22mm(直孔・奥に向かって狭くなるテーパーになっています)



*市販の石笛の孔直径は通常8mm前後ですが、この石笛は13mmもありますので、龍笛や能管などの横笛経験者には吹き易い石笛と言えます




商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 44×48×25
材質; 天然タイガーズアイ(虎目石・産地不明)

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