弥生時代デザインの水晶勾玉

弥生時代風水晶勾玉(注文品) [20m012]

弥生時代風水晶勾玉(注文品) [20m012]

販売価格はお問い合わせください。

商品詳細

ありそうで無かった弥生時代風の水晶製勾玉です。
市販品の多くは中国製のオタマジャクシのような形状であったり、現代風の大きな勾玉であったりしますが、出土品の実測図に基づいて作った弥生時代風デザインです。

2018年に伊勢松阪市から、幕末の蝦夷地探検家である松浦武四郎が残した「大首飾り」の複製注文を受け、その時に開発したエイジング加工をした勾玉類を243点製作しました。
この時に考古学者から玄人でも見分けが付き難いので、購入者が古物と偽って転売する危険があるとアドバイスされましたので、フロスト仕上げとクリアー仕上げ限定で注文を受けます。
これは量産された勾玉にはない精妙な曲線をお愉しみください。


*原石は輸入品のために時価となりますので、値段はお問い合わせください。サイズにもよりますが、2020年3月時点で概ね1個2万円からとなります。


勾玉について
勾玉の形状については、胎児説や三日月説、牙玉説などがありますが、その祖形は糸魚川市の長者ケ原遺跡から出土する玦状耳飾りの割れた半分をリメークした三日月形のペンダントにあったようです。
やがて縄文前期(六千〜五千年前)の長者ケ原遺跡で胎児のような牙状勾玉が作られ、晩期(三千〜二千五百年前)には青森県で胎児そっくりな勾玉が多く作られていくようになりました。
勾玉は時代と共にスマートな形状になっていく傾向があり、弥生時代以降に我々が見慣れた定形勾玉となっていきます。

多くの職人さんはヒスイの質を自慢しますが、私はヒスイの質を褒められるより、「生きてるみたい!」とか「ジェリービーンズみたいに口の中に入れてしまいたくなるほど美味そう!」「手に持つと馴染んでずっと持っていたくなる!」と勾玉の出来を褒められるほうが嬉しいです(笑)・・・一勾玉入魂の気概で作りました。
量産された勾玉にはない、微妙な曲線や手触りをお楽しみください。

*蝋引きコットン組紐付き(ご要望に応じてビーズ仕様のご相談も承ります)

商品詳細

材質; 水晶(ブラジル産)

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