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Knbさんモデル石笛! [20I034]

商品詳細

お気に入りの原石を石笛に加工致します。
参考例は、ドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー第6番」の中で、三宅島の火山口でディジュリドを演奏していたKnob(ノブ)さんから渡されたラピスラズリ原石を石笛に加工したものです。

ちなみにKnobさんの要望の詳細は
(1)孔の直径と深さの指定
(2)孔の断面形状を四角柱ではなく、底を丸くした試験管のような形状にして欲しい
(3)孔の位置の指定
(4)原石形状はなるべく現状のまま
以上でしたが、原石にデザイン画を添えて送ってきてくれました。


開けて欲しい孔の寸法や位置、自分が吹き易い形状がわからない石笛初心者は別として、イメージが明確な場合はKnobさんのように石笛デザインを描いて、原石写真をメールで送って頂けるとスムーズに相談が進むと思います。

なんどかメールや電話でイメージを共有できて原石を送って頂いでも、石目などで加工途中で割れてしまう可能性のる場合もる場合は加工せずに返送となりますが、その時は送料の負担をお願いします。

もちろんKnobさんのように孔を開けて、孔の周辺だけの修正研磨するだけでもいいし、お好みの形状に作ることも可能です。

というのも、市販の人工石笛は、原石そのままで孔を開けやすい位置に孔を開けてあるだけなので息が吹き込み難い形状だったり、ビビリ音(雑味の多い音色)が酷く、音域も狭い粗製乱造品が少なくないのです。
つまりはヒスイ製の石笛ではなく、孔を開けただけのヒスイの塊といった感じです。
それらの石笛は、孔の底に中空の孔開け工具を回転穿孔した時のヘソが残り、吹き口周辺や孔内部もザラザラしており、表面にも成形時の切削傷が残っており、吹こうとすると下顎が石笛に当たってしまう形状で満足に音が出ないことが多いのです。
私はそんな石笛に出会うと、可愛そうで仕方ありません。

ぬなかわヒスイ工房の石笛は、孔の底のヘソを除去、孔内部をツルツルに研磨していますが、このことで音量と音域が増し、雑味のないクリアーな音色となり、倍音成分も豊富になります。

また研磨に関しては、一般的な石笛はバレル研磨機という自動研磨機に放り込んで出した光沢ですので、表面に微細な凸凹が残っているために光が乱反射するので光沢に品がなく、模様に深みもありません。
酷いものになると成形時の電動工具で付けられた傷がそのまま残っています。
丁寧に手研磨すると表面が滑らかになり、光沢に品格と模様に深みが出ますが、鏡面仕上げ・艶消し仕上げとお好みの研磨をしています。

松尾芭蕉は、在る自然から、人を介して新たに自然を産み出す行為を造化(ぞうか)と呼びました。
すなわち「孔を開けただけのヒスイの塊」から、ヒスイ製の石笛へ!
オンリーワンの石笛を共に作りましょう!

*加工料金は1万円からとなりますが、加工の度合いや内容によって応談となりますので、まずは「お問合せ」のフォーム、または電話にてお気軽にご相談ください。
加工はヒスイに限りません。



商品詳細

材質; ラピスラズリ

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