姫川薬石多孔タイプ石笛

孔タイプコンビネーション多孔タイプ石笛(2孔・姫川薬石) [20I037]

孔タイプコンビネーション多孔タイプ石笛(2孔・姫川薬石) [20I037]

販売価格: 15,000円(税別)

(税込: 16,500円)

在庫数 在庫なし

商品詳細

通常の円柱状の吹き孔とKnobさん好みの試験管状吹き孔を一つの姫川薬石(石英斑岩)に開けた多孔タイプ石笛です。
同じ吹き孔直径と深さでも、円柱状の孔は力強く明確な音色で楽曲演奏向き、試験管状の孔は柔らかく自己内省的な音色なので瞑想や即興演奏向きということがよくわかると思います。


原石に孔を開けただけの粗製品の石笛を購入したお客様が、音色が悪い・吹きにくい・姿が悪いからとリメイクを頼まれることが多いのですが、ぬなかわヒスイ工房の石笛はプロ演奏家にも満足して頂ける造りであると自負しています。
写真の吹き孔周辺を観察して頂けると解りますが、吹き孔の底・内壁・周縁部を丁寧に研磨してありますので、ビビリ音(不快な雑味音)もなく、倍音成分が豊富で演奏しやすいのです。

原石に孔を開けただけでは、工業用ダイヤモンドを練り込んだ中空のコアドリルが孔の壁面を傷だらけにしますし、底には凸が残ってしまい、孔の周縁がザラザラに荒れていますので、天然石笛より劣ってしまうのです。

また表面の吹き易い形状に成形研磨もしてありますので、粗製量産品とは別物です。
この石笛では特に、表は艶消し研磨、裏は原石そのままにしてありますので、同じ原石でも研磨すれば模様に深みが出るばかりか、掌に収めた時の馴染み具合の差が全然別物とお分かり頂けると思います。
これは原石に孔を開けただけの量産品へのアンチテーゼ(笑)

近年はヒーリングストーンとして人気の姫川薬石には、多孔質でざらついた石英斑岩と滑らかな流紋岩がありますが、この石笛は石英斑岩です。

3.11以降に姫川薬石が放射能を除去するパワーストーンだとデマを流して売り捌いた業者が出てきて、薬石人気に火が付きました。
人気に便乗した販売業者が全国からダンプでやってきて、勝手に海岸から薬石を持っていくようになり、一時期は海岸から姿を消してしまいました。
本当に放射能を除去するなら、東電が放っておかないでしょう。
多孔質なので備長炭のように水や空気の浄化作用は多少あるかも知れませんし、微量ラジウムを放射する「ラジウム鉱石」であることは間違いありませんが、友人の鉱物博士が測定した結果、その放射線量は市販のレンガとそれほど変わらなかったそうです。
またコロナ禍では、ウイルスを浄化するという謳い文句でフリマアプリで売られています。
ここまで来ると人の心の弱みに付け込んだ霊感商法レベルですから、鵜呑みにしてはいけません。


多孔質の石英斑岩は、表面に微細な凹み箇所があるために不乾性オイル(亜麻仁油・蜜蝋など)を擦り込んで頂くと光沢が増します。

音色;
基本キー;微妙な変化でキーが変わる(1オクターブ超える)
孔寸法;2個の孔が開けられています。
    深さをある程度同じにしてありますので、孔直径と深さの相関性や、吹き易さと音色の好みを知る事ができます。
(1)φ12×深さ25(円柱状の孔)力強い音色で楽曲演奏向き
(2)φ12×深さ23mm(試験管状の孔)柔らかく自己内省的な音色で即興演奏、瞑想向き


石質;緻密で色合いも良い。
    

商品詳細

寸法;縦×幅×厚み(mm) 76×77×35mm
材質; 姫川薬石(石英斑岩)

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